こんにちは。
昨日の「ニノさん」視聴からこんなことになりました💦
BL妄想です。
*******************
ーはい、OKでーす。お疲れさまでしたー。
「ありがとうございましたー。お疲れさまですー」
爽やかな笑顔で挨拶し、楽屋に引き上げようとするメインMC。
やべっ。急がなくちゃ。
「あ、二宮くん!」
「ん?あ、手越。お疲れー」
「お疲れっした!ありがとうございました」
おれは直立でお辞儀をした。
こんな見た目でも意外と礼儀正しいってよく言われる。
普段余り交流のない二宮くんもそう思ったみたいで、おれが顔をあげると少し驚いたような顔をしていた。
「フフ、今日はもう終わり?」
「あ、いえ。いってQの打合せが」
「あれ、大変そうだね。結構な国に行ったの?」
「そうっすね。あんま覚えてないっすけど。二宮くん、見てくれてます?」
再び楽屋への歩みを始めた先輩について歩きながら、話を続ける。
おれより少し背の低いこの先輩は猫背のせいで余計小さく見える。
以前より少し痩せたような。もともと華奢な感じはしてたけど、より華奢になったような。
でも、意外と肩幅あるんだよなぁ。
「たまに、見てるよ。時間ある時は。大輔さんも出てるしね」
そうだよ。この人芸人さんと仲良いんだよな、しかも幅広く。
たまに飲みにも行ってるみたいだけど、よく襲われないよな。
おれがボーッとそんなことをかんがえていると、
「何?楽屋寄ってくの?」
既に二宮くんの楽屋前だった。
「あ、いや。もういきます。今日はホントありがとうございました」
二宮くんは薄い上唇を更に薄くするように口角を上げて笑うと
「うん、お疲れ」とドアノブに手をかけた。
その時何故か、おれは素早くその手に自分の手を重ねて引き留めた。
フワリと香るほんのり甘い香り。
「何?」
「あっと、番号、教えて下さい!」
フフっと笑うと二宮くんは上目遣いにおれを見て、事務所の電話番号を口にした。
「それ……」
呆気にとられたおれにスッと背を向けると、じゃあねと言ってドアの向こうに消えた。
あー、やっぱガード固ぇなぁ。
少し前にwestの誰かがフリーダイヤル教えられたって言ってたし。
嵐のメンバーなら知ってるだろうけど、あの松本くんが教えてくれるわけないし。相葉くんはあの人もロケが多くてなかなか出会えない。
櫻井くんは接点ないし。
大野くんは、よく分からない。まず会えない。
はあぁ………
おれは深くため息つくと、打ち合わせの部屋へと向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なあ、今日は何?」
相変わらず装飾の少ない言葉。この人らしいっちゃらしいけど、オレは少し考える。
「えと、『ニノさん』」
「ゲスト誰?」
長い指でオレの背中をさわさわと触る。素肌に感じる指がくすぐったくて、少し身を捩る。オレが逃げると思ったのか、ぎゅっと腰を抱き寄せられた。
「今日はオリラジの藤森さんと、手越」
ガバッ。
オレが言い終わるギリギリで思い切り起き上がると、オレをベッドに押し付けるようにした。
「手越!なんもされなかったか?」
「はあ?」
何の冗談?と思って瞳を覗くと、その双眸は薄く射し込む月光に照らされて蒼く光る。
ゾクっ。
冗談では済まされない、そんな光。
あぁ、もうホントに。オレはこの光に囚われているんだから。
「アンタ以外になにかされたりしないよ。オレは意外とガード固いんだから。
ねえ。
オレはね、アンタが居てくれればそれでいいの。
アンタ以外、何もいらない。
アンタ以外、誰も見えない。
アンタの声以外、誰の声も聞こえない」
オレは腕を伸ばして、蒼い瞳を引き寄せる。両眼の間にすっと伸びる高い鼻。その下の少し薄いけど艶やかな唇。
その唇をぐっと引き寄せ、自らの唇で塞ぐ。
何度も角度を変えて重なると、どちらからともなく薄く口を開いて舌を触れ合わせる。
徐々に激しく絡み合う二人の舌がピチャピチャと淫靡な音を響かせる。
「ンンッ……はぁっ……」
溢れる唾液がオレの顎の黒子を濡らす。
自分でも分かる。オレの琥珀の瞳がアンタを誘ってる。そうでしょ。
「も一回、いいか?」
「フフ。ねえ、オレの事……」
「好きだよ、カズ。俺、マジ一途だから」
「プハっ!ハハ…」
「なんだよ、笑うなよ」
だって、全く正反対であろう二人の口から同じ言葉が聞けるとは思わなかったんだもん。
「フフ、ごめん」
少し拗ねた横顔を両手で挟んでこちらを向かせる。琥珀の瞳が蒼く光る瞳に捉えられる。
「オレもアナタに一途だよ、智」
蒼い光が一際強く輝いて、オレを快楽の海に沈めていった。
*******************
ホントはもっとテゴニノを進んだ関係にする予定だったのに、智の嫉妬が激しくて……
(笑)
まあ、私もともとテゴニャンが苦手ジャンルだったので(セクゾのケンティーも同類。積極的なキラキラ王子がダメらしい)
少しは好意的になっただけでも進歩かな。
そもそも大宮❤なのでね。
それでは、お粗末様でした。m(__)m
昨日の「ニノさん」視聴からこんなことになりました💦
BL妄想です。
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ーはい、OKでーす。お疲れさまでしたー。
「ありがとうございましたー。お疲れさまですー」
爽やかな笑顔で挨拶し、楽屋に引き上げようとするメインMC。
やべっ。急がなくちゃ。
「あ、二宮くん!」
「ん?あ、手越。お疲れー」
「お疲れっした!ありがとうございました」
おれは直立でお辞儀をした。
こんな見た目でも意外と礼儀正しいってよく言われる。
普段余り交流のない二宮くんもそう思ったみたいで、おれが顔をあげると少し驚いたような顔をしていた。
「フフ、今日はもう終わり?」
「あ、いえ。いってQの打合せが」
「あれ、大変そうだね。結構な国に行ったの?」
「そうっすね。あんま覚えてないっすけど。二宮くん、見てくれてます?」
再び楽屋への歩みを始めた先輩について歩きながら、話を続ける。
おれより少し背の低いこの先輩は猫背のせいで余計小さく見える。
以前より少し痩せたような。もともと華奢な感じはしてたけど、より華奢になったような。
でも、意外と肩幅あるんだよなぁ。
「たまに、見てるよ。時間ある時は。大輔さんも出てるしね」
そうだよ。この人芸人さんと仲良いんだよな、しかも幅広く。
たまに飲みにも行ってるみたいだけど、よく襲われないよな。
おれがボーッとそんなことをかんがえていると、
「何?楽屋寄ってくの?」
既に二宮くんの楽屋前だった。
「あ、いや。もういきます。今日はホントありがとうございました」
二宮くんは薄い上唇を更に薄くするように口角を上げて笑うと
「うん、お疲れ」とドアノブに手をかけた。
その時何故か、おれは素早くその手に自分の手を重ねて引き留めた。
フワリと香るほんのり甘い香り。
「何?」
「あっと、番号、教えて下さい!」
フフっと笑うと二宮くんは上目遣いにおれを見て、事務所の電話番号を口にした。
「それ……」
呆気にとられたおれにスッと背を向けると、じゃあねと言ってドアの向こうに消えた。
あー、やっぱガード固ぇなぁ。
少し前にwestの誰かがフリーダイヤル教えられたって言ってたし。
嵐のメンバーなら知ってるだろうけど、あの松本くんが教えてくれるわけないし。相葉くんはあの人もロケが多くてなかなか出会えない。
櫻井くんは接点ないし。
大野くんは、よく分からない。まず会えない。
はあぁ………
おれは深くため息つくと、打ち合わせの部屋へと向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なあ、今日は何?」
相変わらず装飾の少ない言葉。この人らしいっちゃらしいけど、オレは少し考える。
「えと、『ニノさん』」
「ゲスト誰?」
長い指でオレの背中をさわさわと触る。素肌に感じる指がくすぐったくて、少し身を捩る。オレが逃げると思ったのか、ぎゅっと腰を抱き寄せられた。
「今日はオリラジの藤森さんと、手越」
ガバッ。
オレが言い終わるギリギリで思い切り起き上がると、オレをベッドに押し付けるようにした。
「手越!なんもされなかったか?」
「はあ?」
何の冗談?と思って瞳を覗くと、その双眸は薄く射し込む月光に照らされて蒼く光る。
ゾクっ。
冗談では済まされない、そんな光。
あぁ、もうホントに。オレはこの光に囚われているんだから。
「アンタ以外になにかされたりしないよ。オレは意外とガード固いんだから。
ねえ。
オレはね、アンタが居てくれればそれでいいの。
アンタ以外、何もいらない。
アンタ以外、誰も見えない。
アンタの声以外、誰の声も聞こえない」
オレは腕を伸ばして、蒼い瞳を引き寄せる。両眼の間にすっと伸びる高い鼻。その下の少し薄いけど艶やかな唇。
その唇をぐっと引き寄せ、自らの唇で塞ぐ。
何度も角度を変えて重なると、どちらからともなく薄く口を開いて舌を触れ合わせる。
徐々に激しく絡み合う二人の舌がピチャピチャと淫靡な音を響かせる。
「ンンッ……はぁっ……」
溢れる唾液がオレの顎の黒子を濡らす。
自分でも分かる。オレの琥珀の瞳がアンタを誘ってる。そうでしょ。
「も一回、いいか?」
「フフ。ねえ、オレの事……」
「好きだよ、カズ。俺、マジ一途だから」
「プハっ!ハハ…」
「なんだよ、笑うなよ」
だって、全く正反対であろう二人の口から同じ言葉が聞けるとは思わなかったんだもん。
「フフ、ごめん」
少し拗ねた横顔を両手で挟んでこちらを向かせる。琥珀の瞳が蒼く光る瞳に捉えられる。
「オレもアナタに一途だよ、智」
蒼い光が一際強く輝いて、オレを快楽の海に沈めていった。
*******************
ホントはもっとテゴニノを進んだ関係にする予定だったのに、智の嫉妬が激しくて……
(笑)
まあ、私もともとテゴニャンが苦手ジャンルだったので(セクゾのケンティーも同類。積極的なキラキラ王子がダメらしい)
少しは好意的になっただけでも進歩かな。
そもそも大宮❤なのでね。
それでは、お粗末様でした。m(__)m