「家事が楽しくなるキッチンを創る」キッチンライフアドバイザーのおだけ*みよです♪
以前社内で「革製品と長く付き合う」というセミナーがありました。
商品知識向上のための勉強会です。
自主参加だったので家庭用品担当の参加は少なく、
やはり商品に直結する靴・バッグ・アパレル系の方が多かったです。
講師は東京・二子玉川で革製品のお手入れ・修理を行っている「美靴(びか)工房」さん。
自宅でできる革製品のケアなどを教えていただきました
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プレメンテ (使い始める前に・・・)
購入後、最初に行うケアがプレメンテ。
・・・と言っても難しいことではありません。
カビを防ぐための防カビ剤をつけるだけでOKです。
使用前
お出かけ前には防水スプレーをお忘れなく。
スプレーは必ず30cmほど離して使ってくださいね。
防水スプレーと言えばこれ♪「アメダス」
革製品の必需品です。
使用後
帰宅後は必ずブラッシング
このひと手間が革製品を長持ちさせるポイントだそうです。
ブラシがなければ乾いた布でからぶきするだけでもOK
最近注目の蜜蝋クリームもケアにはおススメです。
こちらの蜜蝋クリームは本日から開催される
「FOR STOCKISTS EXHIBITION
」に出展されています。
保存法
革製品にとって一番いいのは頻繁に使うこと。
使っていくうちに味わいがでて、更に愛着もわくのですが、
場合によってはしばらく使わないってことも・・・
そんな時、皆さんはどうしてますか?
もちろん大事なものだから、
保存袋に入れて更に箱に入れてクローゼットなどへ・・・
実はこれはNGだそうです
密閉しすぎは湿気による劣化の原因になるので、
箱や袋から出し通気性のよい場所に吊るすのが一番
靴の場合も同様に、下駄箱にしまうよりも、
実は玄関に出しっぱなしのほうがいいそう。
それだと玄関の見た目が・・・
そういったときは下駄箱の通気性をよくするのがベター。
箱から出したり、除湿材をおいたり。
靴もかばんも通気のよい場所に保管がベスト
とは言え、とっておきたい保存袋や靴箱。
もしどうしても箱に入れたいときは、フタをあけておくのがオススメです。
ルイ・ヴィトンやシャネルのバッグの中ががべたべたになるのは
上記のような密閉による湿気のためだそうです。
自宅DE簡単お手入れ
自宅にあるもので簡単にできるケア方法も教わりました。
用意するもの:ハンドクリーム(着色・香料の弱いもの)・ストッキング
画像は新品のパンストだけど、実際使うのははき古しでOK
クリームを少量手に取る。
クリームは必ず手に取ってからなじませてから塗ってください。
布などにとって直接つけるとシミの原因になるので注意
5分ほど置いてなじませたら、ストッキングで磨く
これでOK
靴が雨にぬれたら・・・
お気に入りの靴が突然の雨などでで塗れた時のケア。
翌日も履きたいのに・・・
そんな時はどうしてますか?
急いで乾かしたいのでドライヤーで・・・
これは一番NG
ドライヤーで急に乾かすことによって革が縮むそうです。
そんな時は・・・
靴の中に新聞紙を詰め、1時間おきくらいに取り替える。
濡れっぱなしの新聞を詰めっぱなしはよくないので
1時間ほどおいて数回取り替えるのがポイント
上記のようなケアに向かない革製品もあるので注意
・エナメル→専用ケア用品を使う
・ヌメ革→専用ケア用品を使う。市販品はシミになるのでNG{ダメ}
・クロコダイル→専用ケア用品を使う。傷になるのでからぶきもNG{ダメ}
※上記意外の素材なら有効と言い切れない場合もあると思います。
クリームを塗るときは目だ立たない場所から試すのをお勧めします
一生物と思って購入した革製品。
使っていくうちに、色あせしたりシミが出来ては大ショック
ちょっとしたケアで長く愛用できるといいですね
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