「フライトゲーム」見ました！

先週は「フライトゲーム」を見ましたので、そのレビューを書いていきます

公開時から気になってたこちらの作品。
やっとレンタル開始されました

航空保安官のビル・マークスは、過去のとある出来事が原因で酒に溺れ、その心は荒みきっていた。
一般客を装いニューヨーク発ロンドン行きの便に乗り込んだマークスは、普段と変わらない様子で任務を開始した。
ところが、飛行機が大西洋上空に到達した頃、マークスの携帯電話に差出人不明のメールが入る。
そのメールには「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する。」という恐ろしい内容が記されていた。
ただのイタズラとは思えない内容に危惧の念を抱いたマークスは、独自に捜査を開始するが、彼をあざ笑うかのように次々と犠牲者が出てしまう。
しかも、指定された口座の名義人は他ならないマークス自身であり、それが公になったことで味方であるはずの国土安全保障省や乗務員、乗客からも彼自身が犯人なのではないかという疑いをかけられてしまう。
敵だらけの状況下で、マークスは姿の見えない凶悪犯と戦うことを決意する。

wikiぺディアより

作品の全容が掴めないことが楽しいこのジャンルは、ネタバレなしに書こうと思うと、かなり難易度高めですね

誰も信用できない、誰にも信用してもらえない状況の中で、マークスがどうやって犯人と対峙するのか…。

マークス演じるのは、リーアム・ニーソン。
場面は空港と機内がほとんどになるので、移り変わりが少く見やすく感じました

また、犯人から携帯のメッセージで連絡が来るのですが、メッセージのポップアップを空中に表示させることで、マークスの表情や周りの状況と一緒に見ることができるので作中の流れに一体感が生まれています。

結局最初の１人以外は殺害方法があやふやなまま終わってしまいますし、勘の鋭い方、察しが良い方は、中盤で犯人の目星も付いてしまうかと思います

しかし、マークス視点で物語がほぼリアルタイムに進行して内容が完結しますので、後だしの証拠や動機、無理やりなどんでん返しがないため、もし気付いてしまったとしても最後まで楽しめる作品になっています

マークスとCAのナンシーが顔見知りのようで、意味ありげな視線のやり取りもあったのですが、詳しいことはわからずじまいで終わってしまった点、
マークスの隣の座席に座ることになったジェンの素性が不明のままだった点が、少し気になったくらいでしょうか

頻繁にTSAという施設名が登場しますが、これは「アメリカ合衆国国土安全保障省」のことです。
テロリストの攻撃や自然災害などあらゆる脅威から国土の安全を守るために、2002年11月に設立された合衆国連邦政府の組織の1つです。
また、マークスの現在の職業「航空保安官」は連邦政府の法執行官。
TSAの監督下にある連邦航空保安局の保安官で、警察とは異なります。

ジャンルとしてはアクションサスペンス(スリラー)になるので、格闘シーンなども含まれます。
ラストの、ジャンボ機が急降下する中での犯人との対峙シーンは、アクションとしても見応え十分でした