嫌いなものに自分がなっていく感覚が
簡単に終わりという選択肢を僕に差し出す

嘲笑と侮蔑の声が痛みと共に反芻し
僕を壊していく

僕が生きていたって僕が傷つくだけなのに
なんで僕が消えたらみんな悲しむふりをするのだろう
僕を疎ましく思っているくせに

大好きな人に会いにいく電車はまるで棺桶で
大切な人に会いにいく車はまるで墓石で
そんなことないよって誰かが否定して

僕を見てと
こんなに泣き叫んでいるのに
誰も証をくれないのだから
もうこんな自分はいらないや


それでも僕が無くなった後に
みんなが善人面する為の道具にされたくないから
明日もまだ生きてなきゃ






もう誰とも話したくないな
もうどこにも行きたくないや
一緒に死んでくれないんだから
僕のことなんていらないんだろう
ここが天国だというのなら
僕は悪魔か何かだろう