先日、大分労働局別府公共職業安定所様 にて、職員の皆様向けの人権研修を担当させていただきました。
11月は児童虐待防止推進月間、
11月12日~25日の二週間は女性に対する暴力をなくす運動の実施期間です。
コロナ禍の女性たちの状況や、
DVの構造、
DVと児童の虐待の関連性にも触れ、お話しさせていただきました。
デートDV予防教育にも触れ、現代のSNSを通した暴力にも触れました。
受講してくださった皆さんからは、
ありがたいことに、毎回「わかりやすい」 とご意見をいただきます。
さらに、
ご自身の両親のこと、
ご自身とお子さんのこと、
ご自身とパートナーのこと、
皆さんが自分事として色々と考えてくださり、
皆さんの関心の高いテーマであることも感じます。
人権を侵害したり、侵害されていることに気づき、
どうしていけばいいかを考える、
そのプロセスはとても大切だと思います。
すぐに解決はできないことだと思いますし、
解決は難しいことだと思います。
ただ、それに気づくことが大切で、
自分や自分の大切な人の人権を守ることを意識することが、
まずは大切だと思います。
一人一人の意識が集まり、大きくなることで、いつかきっと暴力の連鎖が止められる、
ジェンダー平等な社会が実現するのではないかと思います。
長い道のりですが、
皆さんが自分事として考えることができる人権講座を提供していきたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。
デートDV防止ファシリテーター
青木理美

