日本国内の景気停滞で大手化粧品マーカーは続々と中国に目を向け始めています。


資生堂、DHC、カネボウ、オルビスなどは先駆けて参入しているのですが、彼らの活動を見ているととても興味深いことがあります。




とくに資生堂さん^^





もともと日本人は戦後の焼け野原の中で女性が日常的にお化粧をするような習慣はありませんでした。


結婚式や人生の節目などにはもちろんおめかしはしていましたが、現代ほど誰もが毎日お化粧をするような文化はありませんでした。





ではどうして現代女性はお化粧を毎日するようになったのでしょうか?




それは女性の「もっと美しくなりたい!」

という欲求を満たす為に化粧品メーカーが様々な商品やサービスを提供してきたのですね^^





そして様々なメーカーがそれぞれの個性を活かして女性をより美しくする為に智恵を絞ってきたんですね。






今、中国では資生堂さんが同じような活動を展開しています。




中国では近年までメイクをするような習慣がありませんでしたが、

資生堂さんはメイク講習会や、店頭でのお化粧レッスン会などを開いて普及活動をしています。




ある中国人の女性がブログで「お化粧ってすごい!私がこんなに変わっちゃうなんて!モデルさんみたい!」

と語っていたのが印象的です。






大企業が化粧という文化と美意識を創造していき、その後に中小の化粧品メーカーも含めて多種多様な化粧文化が生まれていくことでしょう。





それは華やかで喜ばしいことですが、心配なのは10年後の女性たちのお肌です。






食品でも今中国はいろいろな問題が続出していますが、産業や新しい文化が花開く過程では様々な公害などが起こります。




日本製品もかつてそんな時代がありましたが、中国の化粧品メーカーはどうなるでしょうか・・・