最近注目を浴びている、スプラウト
皆さん、馴染みはありますでしょうか？
スプラウトとは、発芽直後の植物の新芽のことで、発芽野菜のことを指します。
つまり植物の赤ちゃん！
大きく成長するために必要な栄養やパワーを最も豊富に含んだ状態です。
植物が発芽し成長を始めると、乾燥した種子の状態では存在しなかった種類のビタミンや、その他の栄養成分を自分で合成するようになります。
つまり、種子や親野菜より栄養や酵素をたっぷり含んだ状態がスプラウトなのです
たとえば、えんどう豆が発芽した「豆苗（とうみょう）」は、
種子の状態と比べ、カロテンは33倍、ビタミンEは16倍、ビタミンKは13倍、葉酸は5倍に増加。
さらに、それまで存在しなかったビタミンCが43mg（可食部100gあたり）も含まれています。
これが「スプラウトは、天然のサプリメント」と言われる理由です
主なスプラウトの種類
カイワレ大根
平安時代から食用されていたという記述も残るカイワレ大根は、日本人にとって最も親しみ深い元祖スプラウト。
β-カロテン、ビタミンＫ、葉酸、ビタミンＣなどが豊富です。
豆苗
エンドウ豆の新芽。
生食はもちろん、さっと茹でたり炒めたりといった加熱調理にも向いています。
ビタミンK、β-カロテン、ビタミンC、葉酸が豊富です。
アルファルファ
欧米では最も一般的に食用されているスプラウトの一つで、栄養価の高さから「野菜の王様」とも呼ばれています。
茎が細くモシャモシャとした食感が特徴で、サラダやサンドイッチなど生食で食べるのに向き。
必須アミノ酸、ビタミンA、ビタミンC、タンパク質、食物繊維などが豊富に含まれています。
ブロックリースプラウト
ブロッコリーの新芽で、スルフォラファンという成分が豊富に含まれていることから、スーパーフードとして注目されている近年人気を集めているスプラウト。
ビタミンC、β-カロテン、カリウム、葉酸、カルシウムなどを豊富に含んでいます。
他にも、もやしや豆苗などスーパーで気軽に買えるものも多いので、
是非夏の食卓に取り入れてみてください！