前回のあらすじから
お金のトラブルに遭い、落ち込んでいた私に
実は貧乏神が付いていたというお話。
結構いいヤツで、学びもあった。
疫病神との違いを教えてくれたり、実は人の役に立ちたいという思いに驚かされる。
今回はお金の知らない世界…を教えてくれるらしい
前回のお話はこちら
(完全に心わしづかみされてる…知りたい…)
「私だって神ですよ…
あなたの知りたい気持ちを長さは理解しています、もう長いこと、悩んでおられますよね…」
「はい、ご存知の通りです。とほほ… どうか、教えてください」
「あなたはお金に対してちょっと思い違いをしていることがあります、
それはね……
『お金を大切にしすぎる!!』
ということ、
あなたはお金の気持ちを考えたことはあるんですかぁ~
「お金の気持ち? そういわれれば、ないかも…」
あなただって、大好きな男の人に最初は大切に守られていたいでしょうけど、大切にしすぎると嫉妬に悩んだり、
途中から窮屈になって、ちょっと不自由になったりしませんか?
お金だって最初は一緒にいて楽しいでしょうけど、ずっと一緒にいたら、苦しいそうですよ。
「なるへそ…」
「お金を大切にして守ろうとすると損をするようになっているんです、
お金はきちんとした使われ方をしなければいけません。
『着るものはあなたの精神を成長させます』
『食べるものはエネルギーを取り込み、
エネルギーを次のエネルギーに繋げる循環を作ります』
余ったお金は『笑うため』だけに使うのが、ベストな使い方です。
貯めようとするのは不安の表れですよ、
それに対処するどころか不安を意識してしまうので、どうもよくない。
だから、意識的に
『老後を楽しむためにお金を貯める』ようにする。
不安ではなく、自分のために何かしてあげてたいとき、自分が人のために何かしてあげたいときのために貯めるのです。
『何かあった時のために保険』
として思っていると貯まりません。 気持ちが上向かないでしょ?」
「なるほど…よく、何かあった時のために貯めておきなさいって聞いたことあるけれど、
何かの時ではなくて、何かするために、
お金を貯めようとすれば、楽しいかもしれないね」
「けどさ、貧乏神はお金を使ったり貯めたことあるの?」
「えっ?お金…? 扱ったことな~い!! でもね、一応貧乏神だからね。わかるのさ」
次回、
貧乏神は人を不幸にしたいと思ってない!? 貧乏神にだって心はあるのよ~