花かつおを測定してみました | Relationship座間

Relationship座間

放射能に不安を覚える神奈川県座間市とその近隣のみんなで繋がりましょう

座間放射能測定室さんの測定器を使わせていただいて、花かつおを測定してみました。
 
『CO-OP 花かつお 100g入り (鹿児島・枕崎産のかつお節を使用)』
Relationship座間-花かつお袋
 
食材確保に奔走してくれている家内が鹿児島産ならばと調達してくれたこともあり、事故後もしばらく食べていた物です。
でも、かつおは日本の太平洋沿岸を北上して、東日本を抜けたあたりで反転し、今度は南下することで有名な魚。
測ってみるから待って!と一時STOPをかけました。
(後から知ったのですが、横浜市の1月の給食検査で合算13.3Bq/kgのセシウムが検出されていました⇒こちら

 
測定すると決心して、まとめ買いをしたのは今年の春。
製造年月日2012/4/6・ 賞味期限2013/4/5のロットです。
他のことでバタバタしていたら、実際に測定したのはこの時期になってしまいました。
 
 
事前に予備知識の調査と販売者への聞き取りを行いました。
 
先ずは予備知識の調査。
目的は、聞き取りのポイントを掴むこと、そして測定をした後に結果をどう捉えるか。
 ・かつおが生息して回遊する海域
 ・かつお節用のかつお漁の海域や時期
 ・かつお節の作り方
ネットでさくさくと調べられました。
 
分かったことを、ざっくりと、ご紹介すると...
 ・かつおは、冬は暖かい海にいて、春に緯度の高い方へ移動し、秋に温かい方へ。その一部が日本近海を通る。
 ・かつお節には、南方海域や西日本北上(初かつお)のかつおが、脂が少なくて、向いている。
 ・98度のお湯で60~90分ほど煮てから、乾燥させる。
 ・乾燥の工程は、焙乾(ばいかん)と言い、木材で燻す。
 
聞き取りは、販売者の日本生活協同組合連合会の組合員サービスセンターへ。
資料を探すような間はありましたが、割とスムーズに、その場で回答をしてもらえました。
製造年月日を伝えた上で、教えていただいたのは次の通りです。
 ・かつおの漁獲について ・・・時期は2012年3月上旬~(6月上旬) 、 海域は鹿児島沖。
 ・焙乾に使う木材について・・・時期は不明 、産地も不明
 ・放射能検査について   ・・・原材料の魚や木材は未実施 、

                    製品は検出限界10Bq/kgで測定実施(過去に検出されたことはなし)
 
 
マリネリ容器には、フードプロセッサーで小さな粒状に切り刻んで、ぎゅうぎゅうと詰め込みました。(ちょっと大変)
粒を小さくできるので、電子レンジやフライパンで少し乾燥させてから、フードプロセッサーに。
乾燥させたら高めの測定結果になる可能性があると指摘されそうですが、いいんです。
私の目的は、子どもを始めとする家族の被ばく積算量を抑制することが主ですから。
Relationship座間-花かつお検体
頑張って詰めましたが、入ったのは652g。もう少し密度を高くしたかった。別な詰め方がいいかも...です。
 
 
測定結果は、不検出でした。

Relationship座間-花かつお測定結果

検出下限値は合算で5.96Bq/kg。検体密度が低い為か、測定時間の割にあまり下がりませんでした。
でも、測定時間を1800秒、3600秒、5400秒と段階的に延長し、数値やスペクトルを確認しながら進めましたが、

気配はなし。
入っていないと判断しました。
(室長の評価は⇒こちら
 
 
いつものように、出て欲しくないけど、あるなら見つけたい...と複雑な気持ちでの測定でしたが、
根拠に基づく安心を得られ、すっきりしました。
 
これで お好み焼き や おひたし を美味しくできます。
測定に使った分も含めて12袋購入でしたので、しばらく楽しめそうです。
 
 
 
※放射能測定での数値は絶対値ではありません。

 機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。

 この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。

 また、不検出でも今回の測定が永続的な安全を保障するものでもありません。
 
 
 
文章:高木 公房