こんばんは。

魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。



今日は なんともいかめしいいでたちの

おじいさんのお話。



これから洞窟へ入ろうとしている老人


この洞窟の奥に行けば

自分の本当の姿が見えるという…



さて この老人は 

洞窟の奥までたどり着けるのか


行き着いたとして 

どんな自分の姿を目にするのだろうか

 





(紫)タロットカード 9 THE HERMIT 隠者  

 



洞窟に入って行くには 必要なものがある


杖と カンテラと そして 勇気


準備は整い 1歩ずつゆっくりと 彼は進んでいった



雨だれが頬に落ち ビクッとしたり


突然バタバタとコウモリが飛んできたり


いくらカンテラで周りを照らしていても


持っている杖でコウモリを払おうとしても


防げないことがあった



奥へたどり着こうと 先へ進むにつれ


不思議な感覚に 彼は陥った



歩みは確かに 前へ前へ出しているが


頭に浮かんでくるのは もう過ぎた過去ばかり


1歩進むごとに 後ろへ後ろへ戻っているようなのだ



進んでいるのに 戻っている?



不思議な思いのまま進んでいくと


その過去のその時にはわからなかったことが


まるで もう1人自分がいるかのように


その状況を説明する 自分の声が聞こえてきた



「この時 お前はこう思っていただろう


 だが 本当の気持ちはこうだったはずだ


 だからこういう事が起こり 


 こうして状況が流れていったのだ」




死ぬ直前に 人は走馬灯のように人生を振り返るというが


これが そうなのか?




忘れていたような出来事まで 


頭の中で勝手に映し出される映像を見ながら


それでも彼は 奥へと進んだ




途中 コウモリどころではない 毒蛇に遭遇し


奥までたどり着けなかったであろう人骨を目にし


恐怖を杖で払いのけ カンテラで暗闇を照らし 進み続け


とうとう 洞窟の奥へたどりついたのだ!




だが そこは ただの洞窟の終着だった


赤茶色い岩窟が立ちふさがっているだけで 


本当の自分の姿?



そんなものは 見えやしない



でも 彼は 口元に笑みを浮かべている




ここへ来るまでに 頭の中に再生された映像と


自然と聞こえてきた自分の声



もう それで充分だった




洞窟の奥に 私は着いた


死ぬためじゃなく 生きるために ここに来た


どの一瞬も 生きている ”わたし” だった


これからも そうなのだ




彼は 自分の本当の姿を見たようだ


目ではなく 心で






 





ちょっとインディージョーンズっぽいお話になっちゃった^^



冒険映画は 先がわかっていたら面白くないし

やっぱり危険がなくちゃつまらない!


ハラハラしたいし 刺激がほしい!


ですよね。



人生も同じなのかもしれません。



本当の自分の姿は

いつも目の前に映し出されている。


でも 驚いたり怖がったりしている時は

目の前の対応に精一杯で 見えていないことが多い。


楽しかった嬉しかったと喜べる自分は

容易に思い出せても


弱くて情けない自分は 自分で嫌って

忘れ去り 隠滅しようとしてきたし


見たくない自分を再び振り返るのは

洞窟の中のように恐怖も危険もふりかかる


誰もが一気に奥まで進めないかもしれないし

途中で逃げ出してしまうかもしれない



けれど


杖(自分はなんでも出来ると信じる力)

カンテラ(すべてを明らかに見通す力)

勇気(なにがあっても生きようとする力)


使い方は自分次第ながら 

ひとりひとり誰もが持っている力に違いないこと


その力は 

自分の内側に向いている(洞窟の奥へ向かう)時に

発揮されることを


このカードは伝えてくれています。




ッセージ的には


心を静める 瞑想する 再評価する 魂と対話する など




今日のお話で

心の洞窟へ入ってみようかな? と思った方は

上記のことを意識してみてはいかがでしょう


そうそう 洞窟に入るのは ”ひとりで” 

なので そこもお忘れなく