セールを見終わると混雑するイオンモールには目もくれず京都駅に戻り、もう一か所寄りたかったトコロへ。つい先日、名古屋のレコード屋さん、SORCのブログの記事で、レコード針を作っている会社であるJICOが4月より京都にカフェをオープンした、との情報が。これは寄ってみねば、と快晴のもとてくてく歩いてお店まで。小さなお店ですが席が空いていたので軽食をいただきました。BGMはDJ ブースがあり当然レコード。このお店には二階に個室があり、1時間有料で貸し切りに出来る上に好きなだけレコを聴けるよう。食事の準備中に親切な店員氏(どうやらDJ)が二階に案内して詳しく説明してくれました。レコードはシャーデーのアルバム、ドナルド・フェイゲンのナイト・フライ、YMOのテクノポリス、達郎のライド・オン・タイム(最新アナログ)などが置いてあり、針も同社が作っている換え針各種がついたカートリッジ、また同社が発売している超高級カートリッジなんかも置いてあり、自由に交換してレコを聴くことができるようです。プレーヤーは最新のDENONのもの。一番驚いたのは木製のカンチレバーの針に交換するとものすごく柔らかくてファットな音になること。ワタシのスキな音ではありませんが、案内していただいたDJ氏はこれがスキらしく「折れるからやめなよ、と言われるんですけど音がスキなのでDJに使ってます。でもスクラッチしても3年くらい折れてないですね〜」とのこと。ザンネンながら個室はその後来店した若いカップルが使うようでした。最後に名古屋のSORCもレコードを提供しているエサ箱が少しあったので最後のひと堀りをして今回の京都漁盤の締めくくり。
 総括しますと、レコード屋はGWの混雑とは無縁。以上!