こんにちは。
しかしいつまで暑いねん!
毎日汗だく&つゆだくですわ。
さてさて名古屋市昭和区八事の料亭、八勝館の続きです。
お昼になったのでランチタイム。
一日にうちで夕飯と同率一位で楽しい時間です。
部屋は出入口が席から見えないように虎口のように互い違いになっているのですよ。前室という空間ですな。
かみさんとドキドキしながら待ちます。二人とも尾張の田舎者なので緊張します。
部屋からの眺めが最高です。
緑が目に優しくて視力がアップしそうです。
今朝活けたばかりの花のようですが、景色やお料理の邪魔をしない健気な佇まいにオジサンは心打たれます。
海老が美味い!味付けも薄くなく濃くなく絶妙です。
優しい香りのおすましと真薯。鼻から抜ける美味しい香りにびっくりします。
鮎は頭から内臓まで全て頂きます。サンマと鮎はネコよりもキレイに食べられる自信があります。因みに器は魯山人作だそうで。
冷やしきしめんが絶品です。
冷えた常滑焼の器も気持ちがいい。
デザートのプリンは八勝館オリジナルの名古屋コーチン和三盆プリン。3個¥1800でした。
食事の後はお庭散策。こちらは前回紹介した昭和天皇がご宿泊された「御幸の間」の外観。
こちらは昭和初期に甲賀地方から移築された「田舎家」
この日はお客様がみえませんでしたが実際に食事の場として使用されているのだとか。
耐震上、現在は金具等を使用していますが元々は竹、材木と縄だけで組み立てられているのです。本来、日本建築はばらして移築できるエコな建築方法なのですヨ。
柱には敢えて手斧の跡を残してあります。この「田舎家」は数寄屋ではなく民家なので実用性が高く、武骨な造りなのです。
黒松でしょうか、こんな梁は今では入手困難ですね。
古材は数十年~数百年の使用実績がありますから新しい住宅よりも信頼性は高いのです。
キレイにされていましたが、現在も実際にお料理で使用されているのです。
雪深い地域の民家なのでガッチリ組まれています。
槍でしょうか?
民家に見せかけた忍者の家だったかもしれません。
杉皮の壁が美しいです。
きっと逐一メンテナンスされているのでしょう。
帰りに売店でプリンを購入して帰路に就きます。
もっともっとナイスミドルになったらまた来たいと思います。
最後までありがとうございます。
次回はクソ暑い中散策した三重県の国宝寺院と神戸城です。