こんにちは。5月にしては蒸し暑い日々が続く尾張地方。
私は庭の草むしりと、先日より屋根裏に気配を感じるイタチ対策に追われております。今のところ特に目立った被害はありませんが、居心地が良くなってガールフレンドでも連れてきたら困るので気の毒ではありますが色々と対策をしております。
さてさて今回の彦根城は藩主の庭園、玄宮園をご紹介したいと思います。
入るとすぐに隣接して「欅御殿」があります。老中、井伊直弼はここで生まれたのですね。この時は内部が工事中でしたので遠くから。
「玄宮園」は城の北東に位置し、4代藩主直興公が2年かけて造ったと云われています。ボーっと舟遊びがしたいものです。
彦根城の冬景色によくある構図です。美味しい味噌汁を頂いた時とお城で四季を感じた時には日本人で良かったと思います。
庭園から中堀に通じる抜け道?
舟で庭園と琵琶湖も行き来できたのですね。
鳳翔台という丘に休憩所があります。
日本が世界に誇る「おもてなし」という文化がありますが、元は茶の湯から出た言葉なのですよね。このように花を生けるのも「おもてなし」の一つなので「おもてなし」をされるのにふさわしいくありたいと願うばかりです。
お城の重厚な城郭建築とは対照的にこちらは数寄屋造りとなっています。特徴としては細い材木や竹を使用して意匠性に特化した造りで、茶室や江戸時代の武家屋敷でよく見られます。
風が通って気持ちがいいです。建築マニアとして日本家屋の良さを後世に伝えていかねばなりませんな。
彦根銘菓の「埋れ木」。コレが美味いのですよ。
2010年当時、EUの大統領が書かれた言葉。
Stillの使い方って色々あるのですね。
訳:「日本では太陽は昇っているがヨーロッパでは眠っている。でも同じ太陽なのだ」とのこと。「sleeping」はセンスが問われますね。私だったら無粋にsunsetとしてしまいそうです。
こちらは庭園内にある水田跡。珍しいと思われるかもしれませんが、実は後楽園など他の庭園内にも水田が結構あるのだそうで。「神田」といって豊穣の神事として田植えが行われていたのです。神社でもよく見かけます。
次回、大手門より城内へ突撃です。
最後までありがとうございます。
*オマケ。
私の好物、「鳩サブレー」。
大河の影響でしょうか。入れ物の缶には北条三つ鱗と13人。
一番上は頼朝さんと政子さんでしょうか?