昨日の日本テレビの仰天ニュースはひどかった。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 安倍さんの銃撃事件の特集があるということで、久しぶりにその時間にテレビの前に座っていました。

 

 山上被告の証言をもとに製作するという予告を見ていたからです。きっと拙ブログを読んでおられる方々も観られたと思います。

 

 しかし、結論から言うと「一時間半を返してくれ!」という内容でした。というのもいままでさんざんテレビでやってきた旧統一教会のことや山上被告の供述に基づくものばかりで何も目新しいことがないばかりか、時々嘘をぶっこんで来て、山上被告の単独実行だと初めから結論ありきの内容だったからです。

 

 私の記憶だと、銃撃事件の30分くらいに「心肺停止状態」という報道がなされ、それと同じくらいに「犯人は山上徹也で元海上自衛官」そしてその後に「統一教会に恨みを持つ」という内容が比較的早くに流されました。

 

 でも、昨日の番組では、5時間後くらいに警察の取り調べで供述したようになっていました。

 

 その後は旧統一教会のことばかり、おまけに安倍派の統一教会とのかかわりまでご丁寧に流していました。

 

 つまり昨日の番組は今までのテレビ報道の総集編のようなものでした。

 

 しかし、大事なことは全く触れていません。 今までの垂れ流したテレビを内容をまとめただけの話です。

 

 そしてそれは山上単独犯行説だと改めて主張しています。

 

 でも、そうでしょうか? 

 

 

 

 

 この記事の中に記者会見の動画が入っていますので、ぜひご覧ください。

 

 100単位の血液、約14リットルの血液製剤、これは二‣三人分の量にあたるそうです。

 

 色々人の書いたものを読む前にこういう原点に戻って自分の目で見てほしいと思います。そうすれば内容の矛盾点や医療行為の内容がよくわかります。すると奈良県警の翌日の発表との相違点がわかるはずです。

 

 テレビは、翌日から山上被告のこと、旧統一教会のこと、二世信者のことなどを連日報じてきましたが、山上の円弾が小さな穴で体内に入ったということに私のような素人に毛の生えた程度の知識でもおかしいと思うのです。

 

 自衛隊の専門家に聞いても、円弾なら射入口の組織が損傷してもっと大きくなるはずだと言われていましたし、あの角度から発射された弾があのような弾道をたどらないはずだとも言われていました。

 

 いろんな不可解なことの多い暗殺事件ですが、その最たるものが奈良県知事選です。

 

 現職だった新井正吾氏が引退するとの意向を示し、奈良県連が平木省氏を後継候補にして当選確実だったものを、新井氏が嫌止めないと再出馬を宣言しました。これにより保守分裂選挙となり、結果的に維新の山下真氏が当選したのです。

 

 ご存じだと思いますが、県警の最高責任者は県知事です。県知事が「あの事件は不可解だ、再捜査を命じる」となれば、奈良県警も再捜査をしなければなりませんし、とうぜんそれまでの捜査結果ももう一度検証しなおさなければなりません。

 

 平木氏は高市早苗氏とも近く、当然のごとく平木氏が奈良県知事になれば再捜査もありだったでしょう。

 

 ところが、新井氏は自民党幹部のN氏からの要請で断れなかったと答えています。

 

 その間、高市氏は県連会長として候補者の統一を調整する役目を持っていますが、小西洋之のいちゃもんに近い答弁に時間を取られ、奈良に戻って対応する時間がありませんでした。これは陽動作戦に引っかかってしまったといっても過言ではありません。

 

 岸田政権は、奈良県知事というポストを他党に取られても構わないという代償を払って、平木氏の奈良県知事選挙の勝利を妨害しているのです。おかしいと思いませんか。

 

 いろんな人が疑問を投げかけています。とくに弾道がおかしいことを。それに関しては、昨日の番組では一切触れず、山上が狂気の沙汰で変な恨みを抱き、殺害に及んだとされています。

 

 最近、高市さんの講演会でSPさんの動きを見ているのですが、警視庁のSPと県警のSPがそれぞれプロの目で会場を見ています。そしてちょっとでもイレギュラーな動きがあれば、さっと大臣を守るような行動をとっています。

 

 しかし、あの7月8日の際のSPの動きはとても不可解で、一発目の銃声で安倍さんの保護にあたっていれば、安倍さんへの被害は少なかったはずです。

 

 散弾銃のような手製の銃で、弾が10発ほど入っていたはずなら、その周りに被害も痕跡を残るはずですが、一切見つかっていません、または見つけていませんね。

 

 とにかくおかしいのです。ただの邪推かもしれません。だからきちんと専門家による調査をしてほしいのです。

 

 私は真実が知りたい。

 

 何をしても安倍さんが生き返ってくるはずはありません。でも、真実が知りたい、ただそれだけです。

 

 

 こうやって書いていると岸田総理が総裁選不出馬というニュースが流れてきました。

 

 これでやけっぱち解散や国益に反するような延命がなされずに済みますね。

 

 日本はまだまだ捨てたもんじゃないですが、その闇に光を当てることも大事だと思っております。