99万票の死に票の責任を山本太郎はどうとる? | 井上政典のブログ

井上政典のブログ

 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 山本太郎氏が参議院選挙の全国比例代表で個人として得票した数はなんと992,267票でした。

 

 山本太郎は大嫌いですが、一人でこれだけの票を集めたというのはとてもすごいことで、これには脱帽します。それだけ多くの人の心を全国各地での講演会で、またユーチューブで集めたということは並大抵のことではありませんね。

 

 自民党の若手も宗教団体の組織票に頼るのではなく、こういう人々を動かすことのできる演説ができるように訓練をすべきです。ただ街頭に旗と共に立って手を振るのではなく、自分の思いのありったけを聴衆に伝える努力をすべきだと思います。道行く人が歩を止めて聞き入るような演説ができるようにならなければならないと思います。

 

 山本太郎氏の動画を私は10時間以上見ました。いろんなところでやっているのを聞いたのです。聴衆に合わせて自分のトーンを時は抑えながら、時には爆発させながら、話し方は二流といえども役者さんです。上手です。私は到底まねができません。

 

 そういう戦略が見事あたって、個人名で99万票、そしてれいわ新選組全体で220万票もの票を集めました。

 

 しかし、山本太郎個人は落選です。この参議院選挙で最高得票をした本人が落選です。

 

 山本太郎の熱い呼びかけに呼応して投票した人たちの思いはどうなるのでしょう?

 

 彼は戦略的に大きな失敗をしました。重度の身体障碍者を二人特定枠にはめ込み、当選させました。

 

 国会議員に聞いていただければすぐにわかるのですが、一年生議員は学ぶことが山積みで8時にはその部会が始まっているそうです。これは自民党のお話ですから、野党それも2人しかいないれいわ新選組には関係のない話かもしれませんが、国会議員というのは学ぶものがいっぱいあるのです。

 

 常人でも肉体的にも精神的にも過酷だと言われていますが、果たしてこのお二人の新議員さんには任務の遂行が可能なのでしょうか。

 

 真夏でも身体の温度調節ができないために、毛布で体を覆っています。これで激務に耐えうるのでしょうか。逆に心配です。

 

 山本太郎は演説の中で、「国会議員は皆さんの税金で養われている公僕だ」と言っていました。だから国民に全身全霊をもって尽くさねばなりません。

 

 しかしこの方たちはそれが可能なのでしょうか?

 

 障碍者の方でもいろんな可能性があるのは重々承知です。そして能力をお持ちの方もたくさんおられるのもよく知っています。

 

 しかし、どんなに頭が切れて、いいアイディアを出されても、国会議員は体力が必要です。

 

 目以外動かせない人がどうやって投票行動をするのでしょうか? 付き添い人は議場には入れない決まりがあります。本人が投票箱に票を入れる場合もあります。ボタンを押すだけのものもありますが、船後議員はどうやってするのでしょうか。

 

 国会議員以外の人が入れないという規則は、秘密保持や警備上の問題だと聞いています。国民の負託を担うものだけで運営するのが国会です。それ以外の人が入って意図的に議員とは別のボタンを押したらどうするのでしょうか。ですから国会には衛士の方がおられますが、発言は一切されません。

 

 多くの人が船後さんや木村さんに自分の意見を託したのではありません。

 

 山本太郎氏に託したのです。

 

 しかし、彼は小賢しい戦略によって自滅しました。彼は最多得票数を取りながら、議席を持たないので、国会では一切の質問や投票ができないのです。

 

 有権者をバカにしていませんか?

 

 また昨日共産党の志位委員長がれいわ新選組と今後は提携していきたいと言っていました。つまり、れいわ新選組は日本共産党と同じ穴の狢だということです。

 

 もし、自民党や維新がそんなことを言われたら、すぐさま「そんな気はない、迷惑だ」といったことでしょう。

 

 山本太郎氏は選挙中共産党の候補者も応援していました。

 

 野党共闘がうまく機能したところもあれば、そうでないところの方が多かったような気がします。

 

 野党共闘で当選しても、今後はどの意見を尊重しながら活動をしていくのでしょう。まさに安倍政権を打倒するためだけに集まっただけの人たちです。その後のプランなど何もありません。

 

 立憲民主党が躍進?立憲と国民を足せば、以前の民進党の議席と同じです。結局何のために分かれたのでしょうか?

 

 意見が合わずに離婚した夫婦が、葬式などの公式行事でメンツを保つためによりを戻しているふりをしているだけに思えてなりません。終わったらまた赤の他人にもかかわらずです。

 

 山本太郎氏は詰めを間違いました。

 

 れいわ新選組で2議席確保できるなら、自分自身ともう一人行動派または理論派の人を当選させて、国会で思う存分暴れたらよかったのです。これから3年間、彼は国会での活動はできません。なにせ議員以外の人間は議場に入れないのです。

 

 あっ! 船後さんや木村さんの付き添いで議場にはいるつもりなのでしょうか。それは絶対に認めてはなりません。

 

 どうしても介護が必要ならば、野党共闘で他の野党の議員がお世話をしたらどうでしょう。

 

 重度身体障碍者を差別していると言われそうですが、国会議員は山本氏が言うように公僕です。国民のために汗水を垂らして働く存在です。それでもこの二人が国民からの負託を得たのなら仕方ありませんが、そうではありません。

 

 一番負託を得たのは山本太郎氏ですが、彼は落選しました。ルールを自分の都合のいいように解釈したために起こっている現実です。

 

 皆さんはどう対応するのが一番だとお思いですか?