親切なロンボク人に感謝

ロンボク西部スンギギに行く予定がロンボク北部マラカでの滞在を楽しむ事になった一人旅。とても静かなエリアなので波音や虫の鳴き声が心地よい。


ホテルの周りに店や気になるものが無い。

Google mapを見ても全然ない。


こうなれば、自分の足で探してみよう。


隣のビーチにはワルンが多くあるとロンボク友が前日に教えてくれていたので、それを確認するのが面白そうだ。


距離で片道2キロ。遠くない。

しかし、海岸沿いは激坂である。

サンダルでは厳しいと判断してHokaで歩く。


峠を一つ越えて下り始めるとビーチが見えた。

ちなみに天気も下り坂である。


キレイなニパビーチ。

ほったて小屋のようなワルンがたくさんある。


海水浴している人もちらほら。

チャイニーズニューイヤーと思えないくらい観光客が少ない。バリ島とは大違いだ。


ワルンはほぼ全てが焼き魚屋さん。

オープンエアな店づくりですね。


鶏も放し飼いで懐かしい雰囲気。


牛も放し飼いだ。


散策していたら、やはり雨が降ってきた。

大きな木の下で雨宿り。旅前に200円で買っておいたポンチョが役立つ。それにしても雨が強い。


すると向かいにあった売店の人にこちらで雨宿りしなよと声をかけてもらえた。お言葉に甘えて屋根下へ。ちょうど下の写真の正面にある木の下にしばらくいた。


ただと言う訳にはいかないと思い、アイスティを頼む。50円。疲れていたので甘さが沁みた。


これからどうすると言われたので、ゴジェックでバイクタクシーで帰ると説明。しかし、近くにゴジェックドライバーが誰もいなく空振り。


すると、話していた娘さんがこんな雨の中バイクを出してくれると言う。


なんて心優しい人なんだろう。

見知らぬ日本人にこの親切がスマートに出てくることに感動する。


ポンチョ姿となった娘さんの後ろに乗って2人で大雨に当たりながらホテルまで送り届けてもらった。雨の峠道を走っていると学生の頃の自転車旅を思い出す。


生きる逞しさはいつまでもキープしたいな。