昨日の記事

少し「令和の子育て研究家」としてのブログ記事をお伝えして行こうと思います。

『ママたちが非常事態!最新科学で読み解くニッポンの子育て NHK取材班 ポプラ社』より、ママの苦しみを和らげる事ができるのでは、というお話を、いくつかご紹介させていただきます。


すーさんの本
『はじめて子どもを産むママの
赤ちゃんのトリセツ
令和の子育て
昭和・平成の子育てを断捨離』
もよろしくお願いします(^o^)

ママが変われば子どもが変わる
子どもが変われば未来が変わる


 

令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

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乳児は眠っているのに動いたり、声を出したり、目を開けることがしばしばあるのです。
どう見ても、起きているようにしか見えないのに、脳波を見ると睡眠の最中なのです。
実はここにも、人間の赤ちゃんが持つ未熟な脳が深く関わっているのです。
人間の脳は常に活動をし、睡眠中も電気振動を発信しています。
この信号が体に伝わって、睡眠中に体が誤って動いてしまうのを防いでいるのが、脳の脳幹網様体という場所です。
脳幹網様体は脳が発する電気信号を遮断し、体に伝わるのを防いでいます。
しかし生まれたての赤ちゃんは、脳幹網様体が未熟であるため、脳の信号が直に体に伝わってしまいます。
このため、寝ているにもかかわらず体が動いたり、声をあげたり、目を開けたりするのです。
乳児期の赤ちゃんを持つお母さんは、赤ちゃんが泣くのはおなかが空いたためだと思っている人が多いと思います。
なので、赤ちゃんが少し動いたり声をあげたりすると抱き起こし、おっぱいをあげようとします。
もし赤ちゃんが睡眠中だったとしても、起きたと勘違いして、逆に赤ちゃんを起こしてしまっている場合も多いと考えられるのです。
これによって、必要以上に夜泣きに苦しめられている可能性がありますし、さらに重大な問題も隠れています。
それは、睡眠リズムの発達を遅らせてしまう可能性です。
生後半年くらいまでは、赤ちゃんにとって昼夜の睡眠リズムが作られている大切な時期です。
もしこのとき、眠っているのにたびたび起こされることが続くと、睡眠リズムの発達が遅れてしまうのです。
それによって、夜泣きがさらに長引いてしまう可能性もあるのです。
夜寝ている赤ちゃんが動いたり声をあげたりして目を覚ましたように見えても、実は睡眠中であることも多いので、すぐには抱き上げず、10秒間、様子を見守ってみてください。
そうすれば、赤ちゃんが本当に目を覚ましたのかどうかがわかるはずです。
夜泣きに悩むママたちは、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?