「熊本の28歳男」、該当者は何人か? | 零細企業の闘魂日記

【熊本の28歳男 女子高生の制服300点盗んだ疑いで逮捕】
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/06/23/kiji/K20140623008425820.html
『熊本東署は23日、高校の部室に侵入し女子生徒の制服を盗んだとして建造物侵入と窃盗の疑いで、熊本市の28歳のアルバイトを逮捕した。』
 
『同署によると、容疑者は容疑を認め、「女子高生の制服が大好きだった」と供述している。容疑者の自宅と車を家宅捜索した結果、女子生徒用の制服計約300点を押収した。自室の壁には、制服が数十点かけられていたという。同署は余罪を調べている。』
 
『逮捕容疑は昨年10月16~17日、熊本市にある高校の運動部の部室に侵入し、女子生徒の制服やシャツなど計6点を盗んだ疑い。』
 
『高校が被害届を出して発覚。制服などを買い取るリサイクル業者に出入りをしていた容疑者が浮上した。』
 
女子高生の制服が大好きだった」。
こいつの犯罪は許されないことだが、この気持ちが分からなくもない。もちろん、私にそういう趣味があるのではない。念のため。
 
熊本に住んでいたころ、何人もの高校受験生の勉強の相手をした。それがまた不思議なことに全員、女の子だったから自分でも驚く。

彼女たちの努力は実り、それぞれ第一志望校に合格したが、その志望校を選ぶ際に『制服』が要因にあったのだ。
 
「○○高校の制服はかわいい」、「△△高校の制服が清爽な感じで好き」という具合である。なかには2年生の1学期に約400人中300番そこそこだったにも関わらず「あの制服が着たい」という一心で3年の1学期には50番以内に入り、見事、合格を射止めた子もいる。
 
そのため、自然と私も街中で見かける女子高生の制服に目がいくようになってしまった(笑)。なるほど、好みが分かれるところではあるが、それぞれ特徴があり魅力的に映るのだろうと理解できた。一方で弊害も生じていた。旧態依然とした感覚で、特に年配者らは着ている制服で子供たちを色分けしているような面が一部ではあったのも事実だ。
 
その点、我が母校、『日本一、天下のアホ高校』は良かった。

 

制服がなかったのである!

  
だから、ある生徒はいつもジャージ姿、別の生徒はなぜか自前の学ラン、「今日は仮装行列でもあるのか?」と思うような女子、パンク・ロックに染まり腰からチェーンを下げたヤツ・・・。
 

私はどうだったか?

  
先般、東京に住む旧友が福岡に来たので久々に会った。
会うなり私が言われた言葉は、「おまえ、今日はセッタ履きとちゃうやんけ。どなしたんや?」である。
 

推して知るべし。