皆様こんにちは。

 

さてタイトルの件ですが

 

鑑定をさせて頂く中でも

 

親が決めた「こうあるべき」

 

「こういう人間でいるべき」

 

と、本当の自分とのギャップがあるのかな

 

と客観的にみて思える方というのが

 

結構いらっしゃいます。

 

それも無意識レベルから

 

葛藤レベルまで、とにかく親が決めた

 

「理想像」や「こうあるべき」を

 

どうしても手放せないでいると

 

「幸福感」 「安心感」 これが

 

生まれにくい精神状態になります。

 

 

わたしも20年ほど前までは

 

親が描く理想像を必死で生きていました。

 

親が望むのはいわゆる「良妻賢母」です。

 

なのでわたしは小さい頃から

 

料理を覚えさせられ

 

掃除、洗濯、小さかった弟たちの

 

おむつ替えやお世話など

 

すべてこなすよう命じられていました。

 

それらが全く持って

 

嫌だったわけではありません。

 

美味しく料理が出来たときは

 

嬉しかったし

 

赤ちゃんだった弟たちも

 

可愛くて仕方がなかったですし

 

掃除含む家のことがうまくできた日など

 

父や母が大層褒めてくれるし

 

これをすることで認められてる感は

 

あったのは確かです。

 

 

しかし、大人になって

 

自我らしきものが出てきて

 

わたしは本当は

 

家の中のことだけがしたいのではないと

 

気づき始めたときから

 

それらの洗脳がわたしを苦しめました。

 

 

家事をしないと人間失格レベル

 

いい母親、いい妻になることが

 

正しい生き方

 

それがうまく出来ない自分への絶望・・・

 

これが親からの洗脳だと気づいてからも

 

しょっちゅう、わたしは葛藤しました。

 

 

もっというとわたしが

 

3度も結婚にチャレンジし続けたのは

 

「人間失格になってはダメだ」

 

という恐怖があったからかもしれません。

 

 

しかし、本当は

 

到底、結婚生活など不向きな性格、

 

本質だったわけで

 

そこに気づいてから

 

つまりわたしの本質とは真逆の

 

「良妻賢母像」をきっぱり捨ててから

 

ようやく生きることへの喜びや

 

現状への満足感、

 

幸せを感じる感度が上がってきたのでした。

 

 

わたしのクライアントさまで

 

その真逆な人がいて

 

彼女が中学生の頃

 

親が離婚し、ばりばりのキャリアウーマンで

 

「仕事が恋人」というのが口癖の

 

母親に育てられたのだそうですが

 

「女でも手に職を持って

 

男性に頼らず生きる術を持ちなさい」

 

と言われ続け

 

実際に彼女は

 

学校の成績も良かったため

 

医学部に一発合格。そこから

 

とんとん拍子で

 

お医者さまになったのですが

 

実際に仕事を始めてみると

 

辛すぎて、鬱になりかけた状態で

 

わたしのところにご相談に来られ

 

そしてご自分の本質と向き合うようになって

 

ようやく

 

「自分は仕事が大好きな母と違い

 

家のことをしながら

 

子育てをし

 

旦那さんを待つ生活がしたかったのだ」

 

と気づき、なんときっぱり仕事を辞めて

 

婚活を開始、そこで素敵な男性と出会い

 

今は2児のお母さんとなり

 

とても幸せに暮らしています。

 

 

 

彼女が本質に気づき

 

それが本当の心の声だった証拠に

 

ハイスペックな肩書きを捨てることに

 

何の躊躇もなかったといいます。

 

 

わたしは彼女と真逆ですが

 

妻でいること、母になることを

 

すっぱりきっぱりと挫折して

 

本当に清々しているので

 

思う存分仕事をして

 

仕事を楽しむことが

 

本当の自分の本質に

 

沿った生き方なのでしょう。

 

 

 

もちろん親にもらった

 

「こうであるべき像」が

 

たまたま自分の本質に

 

ぴたりと合っている人も

 

たくさんいらっしゃいます。

 

 

その場合はきっとなんだかんだ

 

言いながらも

 

その生き方を手放せないでしょうし

 

手放す必要もないのですが

 

親が決めた「あなた像」が

 

あまりにも本質とかけ離れている場合は

 

必ずいつか自分でその違和感に

 

気づく日が来ます。

 

 

 

そのときは、真剣に

 

「親にも誰にも遠慮しなくていいとしたら

 

自分はどうしたいのか?」

 

「誰にも迷惑をかけないで済むとしたら

 

自分はどう生きたいのか?」

 

こういう問いかけをしながら

 

自分が本当はどう生きたいのか

 

しっかりと悩む必要があると思います。

 

 

わたしも3度目の結婚に失敗したとき

 

真剣にこの問題と向き合わざるを得ず

 

ようやく自分が良妻賢母であれという

 

価値観、在り方を受け入れられない体質

 

性質を持っていたことに気づきました。

 

 

本質に気づくべきとき

 

今手にしている現状に

 

必ず何か違和感が起こります。

 

そしてそこがいかに合わない場所なのか

 

嫌というほどに味わうという体験を

 

させられます。

 

今もし自分が不本意な現実に

 

いるのなら

 

親や周囲の人が勝手に良しと決めた肩書

 

在り方、価値観を何の疑問もなく

 

手にしていないか

 

考えてみるのも良いかもしれませんね。

 

それではどなたさまも素敵な午後を♡

 

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