皆さまこんにちは。

 

さて人間関係のお悩みで

 

パワハラとかではなく

 

上司からしょっちゅう注意されたり

 

叱られたりする。

 

お客様からクレームをいただいてしまう。

 

そういうとき運気的には

 

何が起こっているかというと

 

次の段階=ステージへの

登竜門をくぐっている最中です!

 

 

人から叱られたとき

 

・・・叱った相手を逆恨みしたり

 

被害者意識でいっぱいになり

 

愚痴や悪口大会だけで終わってしまうと

 

非常にもったいない時期なのです。

 

わたしはどちらかというと

 

今叱る側にいるので

 

叱られている皆さんの現状を

 

霊視してみると

 

あきらかに

 

「次の段階に行く準備」

 

「次の段階で活躍するための下地作りの時期」

 

です。

 

またわたし自身叱られるときは

 

やはりそういう時期なので

 

そのときは言い返したり

 

反発することもありますが

 

「あ、そうか。このマインドじゃ

 

ダメなんだ!」と

 

自分で気づくことができるように

 

なりつつあります。

 

 

これもお弟子さんや研修生さん

 

時々お客様を

 

叱らせていただいているおかげです。

 

たとえ叱られてるポイントが

 

理不尽に感じても

 

(わたしは

 

自分が叱られるとき

 

しょっちゅう

 

相手が理不尽なのだと感じてました!)

 

ちゃんと「あ、次へのステップには

 

このマインドじゃだめなんだ」と気づかなければ

 

形を変えて叱られたり

怒鳴られたりといったことが

2度3度と繰り返し起こります。

 

 

これはわたしが

 

ウェイトレスをしていた頃の話です。

 

なので30年以上前の

 

「うら若き乙女」だった頃の

 

お話でございます。

 

 

あるパスタのお店で働いていたのですが

 

わたし同じお客様から毎回

 

クレームをいただいていたのです。

 

毎回わたしがオーダーを

 

聞き間違えるのだと。

 

でもわたしには

 

聞き間違えした覚えがありませんでした。

 

いただいたご注文も

 

必ず繰り返してますから

 

お互いそこでミスに気づくはずなのですが

 

 

このお客様は

 

わたしがいつもメニューを

 

繰り返して確認中

 

すでに他の連れの人たちと

 

話を始めるので

 

当然わたしは

 

「この理不尽なくそじじいめ」と

 

心の中で悪態をついていたのです。

 

 

ところが

 

ある日、そのお客様が怒り心頭で

 

「また間違えてるよ!

 

君、オーナー呼んで来なさい!」

 

とそのレベルまで怒りを

 

Maxにされたわけです。

 

 

そしてオーナーが呼ばれ

 

わたしもその場に立ち会わさせられ

 

「この子はいつも俺の注文だけ

 

間違うんだよ!どういう指導をしてきたのか」

 

と延々オーナーともども説教です。

 

オーナーは当時まだ接客業に

 

なれてなかったのか気の利いたことも

 

言わず、ただ

 

「そうですか、失礼しました、言って聞かせます」

 

と、繰り返すばかり。

 

お客様は「バカにしてるのか!オウム返しの

 

言葉なんか聞きたくないんだよ!」

 

とテーブルをどんどん叩いて

 

怒り狂っています。

 

そのときふと名案が浮かんだのです。

 

ここはひとつ、しっかり謝ったあと

 

こうしよう・・・と。

 

わたしは実父が理不尽に怒るタイプの

 

人間だったので

 

こういうときほど頭が冷静に働いていました。

 

なので改善策をその場で

 

思いつく余裕があったのですね。

 

「お客様、本当に申し訳ございませんでした。

 

わたくしの注意力が足りなかったせいで

 

ご不快な思いをさせてしまい

 

楽しいランチタイムを

 

台無しにしてしまい

 

本当に申し訳ございません。

 

厚かましくもご提案なのですが

 

次回もしご来店いただけるのでしたら

 

お客様、わたくしはこのように

 

ミスの多い不注意な店員でございます。

 

ですのでよろしければ次回から一緒に

 

注文を確認していただけませんでしょうか?

 

わたくしもいつもお越しいただく

 

お客様のオーダーだけ

 

間違うたびに大変恐縮しておりました。

 

どうかご指導、ご協力いただけると

 

嬉しいです」

 

とご提案。頭を深々と下げて誠意をみせる。

 

(これも父の怒りが収まる方法の一つ

 

だったので普通に何の感情もなくこなせました)

 

 

そのお客様はしぶしぶですが

 

「わかったよ。次回はそうしよう」

 

と言ってくださいました。

 

 

そしてなんと次の日、さっそくまた

 

お客様が来てくださったのです。

 

 

そしてわざわざわたしを

 

指名して「オーダー取りに来て」

 

と言ってくださいました。

 

 

そして一緒にメニュー名と

 

番号を確認して・・・とそのとき

 

お客様が「あ!!!」と周囲の人が

 

全員振り向くぐらいの大声を出されたのです。

 

そう、実はそこのメニュー

 

番号と商品名しかメニューに

 

記載がなく

 

お客様はシンプルなお味のものを

 

召し上がりたかったのに

 

クリーム味の番号の商品を

 

いつもわたしにおっしゃっていたのです。

 

 

そのお客様はわたしに平謝りして

 

「本当にごめんね」と

 

何回もおっしゃってくださいました。

 

 

しかしこれは若い人ならともかく

 

中年の方となると

 

ものすごく読みにくいだろうなと

 

おもえるほど

 

小さな字で書いてあるメニューなのでした。

 

ですので「クリーム味」と記されていても

 

空腹時なんかは

 

ささっと飛ばしてしまいたくなるような

 

そんなわかりにくいメニュー表示でした。

 

 

オーナーがイタリアの

 

小さなビストロをイメージして

 

作ったお店だったので

 

メニューもそれ風だったのです。

 

 

そういうものは

 

若い人には受けたと思うのですが

 

老眼が出始める頃の大人の方向けの

 

メニューではないことがわかりました。

 

 

ですのでこの件でお店側がメニューを

 

見やすく改善。

 

オーダーミスへのクレームが

 

激減しました。

 

 

そしてなんと

 

お店のオーナーさん

 

ちょっと罪悪感が

 

あったのかもしれませんが

 

この一件のあと

 

わたしをホールの

 

チーフに昇級させてくださいました。

 

 

 

あのときもし理不尽に叱られて

 

心の毒舌どおり

 

「このくそじじい!」対応を

 

していたら昇級はなかったと思います。

 

 

その頃、もっともお金に困っていたときなので

 

昇級してお給料が数万円あがったことは

 

とても助かりました。

 

 

このあとも叱られるたびに

 

何を改善したらいいのかと

 

考えるようにすると

 

必ず何かグレードアップすることが

 

起こりました。

 

 

皆さまも同じなのです。

 

叱られたり、クレームが続くときは

 

自分を責めるような生産性のない反省は

 

禁物です。

 

 

「何を改善したらいいのか」

 

「今後今からわたしにできることは

 

なんなのか」

 

これを考えていくと

 

必ず叱られた後のミラクルがやってくるのです。

 

 

叱られたりクレームが続いたりして

 

凹んでいる皆さま

 

「改善すべき点は何か」

 

「今から自分にできることは何か?」

 

考える事ができたらまもなく

 

ステージアップですよ。

 

へこたれないでがんばってくださいね。

 

 

 

それではどなたさまも

 

素敵な午後をお過ごしくださいね。