皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
私が、毎月楽しみに読んでいる月刊誌『れいろう』に3年以上も連載されている絵本のソムリエ岡田達信さん(愛称:たっちゃん)の講演会に参加してきました。
私も10年ほど前に、『だいじょうぶ、だいじょうぶ』という絵本に出会ってから絵本の素晴らしさと深さを味わい、とても興味を持つようになってきましたので、楽しみに参加しました。
【会場は、私も初めて敷地に入った南九州大学でした。】
【かわいい案内告知が通路に貼ってありました!】
【そして、この方が絵本のソムリエ:岡田達信さん(愛称たっちゃん)です。】
たっちゃんは、兵庫県生まれで、建築技術者として管理職を経て、人材開発部門で社員教育に携わることになります。そのような中、子供たちへの読み聞かせをきっかけに集めていた絵本と、カウンセリングで学んだ心理学の共通点を感じ、『絵本セラピー』を考案・・・大人に絵本を広める活動を全国で展開中の方です。
講演会では7つの絵本を私たちに読み聞かせていただきました。
その中でも『おごだでませんように』という本が、強く印象に残りました。
この本の内容は、いつもお母さんや先生に怒られてばかりの男の子が内心では誰かに褒められたい、認められたいと思っているのに、うまくいかず怒られてしまいます。しかし、この男の子は、おなかの空いているお友達に給食を多くついであげたり、かわいそうな捨て猫を連れて帰ったり本当は心の優しい子なのに、本当のことをなかなか言えず、言っても怒られるからと諦めてしまい結局は周りの人に誤解されてしまいます。
七夕の日の授業で、男の子は短冊に『おごだでませんように』と願い事を書きます。それを見た先生は涙を流し『ごめんね、先生怒ってばっかりやったね』と謝ります。そして、家に帰るとお母さんも男の子を抱きしめて頭を撫でながら謝るという内容の絵本でした。
誰もが一度は言い返せずに誤解されたままでもいいと諦めてしまった経験があるのではないでしょうか。子どもは素直だから何でも話してくれると思いがちですが、子どもは子どもなりに大人に気を遣っているのだと思いました。
たっちゃんの講演会を聞いて、絵本は大人こそ読むべきだと思いました。子供のような素直な感情を忘れてしまっている私たち大人がいろいろな感じ方ができる絵本を読むことで感情を豊かにでき、また友達や家族と絵本の感じ方を話し合うことで感じ取れなかった世界観を知ることができます。
今回、講演会で引用された絵本の中で、私が早速買って自分の手元に持っておきたいな~と思ったのが、以下の3冊でした。
・「ぐるんぱのようちえん」 西内みなみ/堀内誠一 (福音館書店)
・「おこだでませんように」 くすのきしげのり/石井聖岳 (小学館)
・「わたしとなかよし」 ナンシー・カールソン (瑞雲舎)
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、 『こころも体もほっこりする温灸の話』についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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