本日、千葉県某所にて品種登録現地調査の立ち合いをしました!

一昨年秋に新品種の登録出願を依頼されて代行として私が申請して2年目の夏に現地調査となりました。

やはり農林水産省と色々なデータや写真のやり取りを繰り返し手直し補正を行いながら進めて行くので昨年夏には間に合わなくて2年越しとなりました。



品種登録出願中の新品種、粒は中(ティフブルー程度)ですが殆ど無剪定で着果制限すればもう少し大きくなると思います。



農林水産省に調査員の方々。
皆さんもお持ちかも知れない著書を出版されているブルーベリー業界で著名な先生もいらっしゃいました!



品種登録出願中の新品種。
とにかく味風味が際立ってます!
香り豊でジューシー、甘みもラヒに次ぐ位甘く種のジャリ感も少なく皮も気になりません。



品種登録出願中の新品種の原木の全容。
全高2.5m全幅4mもあります!

品種登録の審査が通りましたら皆さんに詳細ご報告致します!(^^)

千葉県九十九里平野のブルーベリー開花状況です!
開花の一番早いとされているサザンハイブッシュ系は今のところ栽培していないのですが、ハイブリッド系の「ピンクレモネード」、「オオゼキブルー」等はそれに準じる速さでうちでも一番手です。
ハイブリッド・ピンクレモネード(養液)
ハイブリッド・オオゼキブルー(養液)


2番手はうちの主力のラビットアイ系です!

品種によってかなり開花の時間に開きがあるようで(収穫期間と同じく)まだ蕾の品種からもう散って幼果になりはじめているものも有ります!

ラビットアイ・ベッキーブルー(土耕養液)
ラビットアイ・ブルーシャワー
ラビットアイ・タイタン(養液)
ラビットアイ・クレイワー(養液)
ラビットアイ・ウイトゥ(養液)
ラビットアイ・タカヘ(養液)
ラビットアイ・ウイトゥ(養液)
ラビットアイ・ブライトウェル(土耕)
ラビットアイ・フロリダローズ(養液)
ラビットアイ・ティフブルー(土耕)
ラビットアイ・デライトとキリギリスの幼虫。花齧るなコラ!笑(土耕養液)

ノーザンハイブッシュ系は少ないのですが遅く咲いて早く熟すという寒冷地の長い冬、短い夏で一気に繁殖するというDNAを受け継いでいる事を垣間見るとなんか「キュン」としちゃいますね。

ノーザンハイブッシュ・デューク(土耕)
ノーザンハイブッシュ・アイバンホー(土耕)

ブルーベリーの花はとっても小さくて華麗なお花ですからこうやって写真に撮って編集してじっくり観察してみると良いですね!(^-^)




ネオアクア養液栽培ブルーベリーの生育状況です!ニコニコ

こちらは今年4月に定植したオクラッカニー2年生苗!ウインク




こちらも今年4月に定植したフロリダローズ2年生苗!
ニヤリ



どちらも夏までにぐんぐん伸びたシュート(株元から発生する徒長枝)を一度3分の1切り戻しそこから良い結果枝を発生させています、来年少し収穫出来そうです❗️爆笑



養液栽培は普通の栽培法に比べての成長の一番の違いは夏以降の成長が著しい点かと思います、通常初夏まではぐんぐん伸びるのですが夏以降落ち着いてしまうところ養液栽培では後半も同じように成長するので倍の速度で成長する、つまりその結果定植から収穫までのスピードが半減(定植2年目からの収穫可能)する事かと思います。






こちらは一昨年7月に緑枝挿しして自家増殖した2年生苗(ブルーシャワー、バルドウィン、ティフブルー)です!

10cm程の棒切れの枝が2年ちょっとでここまで育ちます。照れ