学校が始まってはじめての土曜日。
平日は12時50分まで授業があって、その他に課外授業が5時まである日もあり、結構忙しいです。
宿題ももりもり出されるし、なんてったって授業が9時スタートだから、起床が7時!!!
今までの私にはかなり困難な時間なんですよ、これって。
家から学校までは地下鉄で4駅なので、電車に乗ってるのはせいぜい15分程度だけど、なんてったって駅から教室までが遠い。
しかも、教室が狭く、エアコンの温度が変えられないため、座る席によっては冷風直撃なため、早く行かないと北極シートになってしまうわけで、7時起床がマストだったわけで。
そんなこともあり、目覚ましに起こされないでいい土曜日が本当に極楽でした。
ゆっくり朝起きて、向かった先はやはりあそこしかありません。
駅ビル上にあるチムヂルバンFour Seasonっす。
やっぱり疲れを取るには湯船にゆっくりつかることが一番です!!
たくさん風呂に入って、着替えてチムヂルバンでたくさん汗を流して、酸素ルームで横になってたら、、、気づいたら爆睡してました。
それほどまでに疲れてたのね、私。
確かに1週間見知らぬ土地で、ダメ留学斡旋会社のダメ担当者と戦い、さまざまな困難を乗り越え、読むことすらできない言語を一回り以上年の離れた子達と学んでたら、そりゃあまりにも非日常的なわけで、爆睡してもやむなし。
いい汗かいて、ばっちり睡眠もとり、風呂でリラックスもできたので、次やることは腹ごしらえ!
ここの駅ビルには大きなフードコートがあります。
そこにはたくさんの飲食店が入っていて、いろんな飯が食えます。
が、そうは簡単にはいきませんよ。
だって、メニューが全部ハングル文字なんですもの、、、
先週先生に特訓してもらった成果を出すべく、一文字一文字を読み、食いたいものを探す。
、、、音を読むことで精一杯で、それが何かなんてわからないよ、、、と思ったとき発見しました!!
「라면set」
っっ!!!!
ラーメンセットだっ、これはっ!
頭の中で文字が音になって、それが単語につながったのは初めての快挙!
確実に成長を感じ、自分をほめてやろうかと思いました。
ってなわけで、ラーメンセットをいただくことができました。
腹もいっぱいになったら、そろそろ待ち合わせの時間です。
16時に建大入口の駅で、クラスメイトや火曜日に学校を案内してくれたハヤンたちと待ち合わせて、同じく韓国人学生のルリちゃんの家に行くのです。
今まで韓国に何度も来てたけど、普通の生活空間にお邪魔するのは初めてなのでちょっとわくわくです。
ルリちゃんの家は学校から電車で30分ぐらいのところにあり、さらにそこからバスで10分乗ります。
バス、、、これもまた初体験!!
日本でもそうですが、ローカルバスってどうしても行き先がわからないから乗ることができなかったのです。
ってことで、乗車したところ、「運転荒いからとりあえずつかまって!!」と言われました。
急ブレーキ・急発進当たり前。吊り輪つかまってても、やや危険。こりゃ確かにあぶないゎ。
そんなこんなで家に到着すると、ご両親は旅行中だけど、弟さんがいらっしゃるとのこと。
しかも弟さんは現在軍隊へ行っている最中だけど、休暇で帰宅されているとのこと。
軍隊のズボンと靴を見せてもらいました。(弟さんじゃなく、ルリちゃんが勝手にだけど、、、)
テレビの中ではよく見てたけど、本当にみんな軍隊に行くのですね。
しかも私たちがぺちゃぺちゃしゃべってたので、弟さん居場所なくなり自室でトレーニングされてました。
なにやら韓国男性にとっては上半身の筋肉は一番大切なものらしいです。
ご自宅はほとんど日本の家と変わらないけど、家族写真がたくさん飾ってあったのが印象的。
本当に家族を大切にする国なんですね。
あとは、フラフープの内側に大量の突起がついているものがあり、昔はやった健康器具とのこと。
ためしにやらせてもらうと、、、めちゃめちゃ痛かった!!
一つ一つの突起がわき腹、腹、背中すべてを刺激してくるからめちゃ痛い。けど、確実に健康には良さそう。
Emartでも売ってるらしいので、購入しようかちょっと迷ってしまいます。
ということで、本日のメインイベント!日韓料理対決ですっ!
ルリ・ハヤン・ジオンたち韓国学生はトッポギをつくり、日本人学生3人はお好み焼きを作ります。
しかし、お好み焼きを甘く見ちゃいけません。
粉・キャベツ・卵の分量すらわかりません。
生地にチーズを入れたらフライパンが焦げます。
鉄板じゃなく、フライパンだとひっくり返せません。
サムギョプサルの肉を使うと、火が通りづらく、生焼けになります。
何とかソースとマヨネーズでごまかしましたが、明らかにお好み焼きではありません。
残念。
もしかしてみんなお好み焼き食べたことないから「これがJAPANのOKONOMIYAKIです!」って言い切れば大丈夫かな?と思いきや、、、
「私が日本で食べたのと違います」とジオンが、、、
ばれたので、素直に謝りました。
とはいいつつ、韓国学生チームも結構苦労してたようで、キャベツ・水・ラーメンの分量をはじめ、電話でお母さんに確認したり、結構こちらと同じような状況だったみたいです。
でも、トッポギ・お好み焼きともに見た目はきれいじゃないけど、みんなでわいわい言いながら食べたので、何気においしかったっす。
〆にはハヤンがホットックを焼いてくれて、これが本当にうまかった!
すごい幸せな一日でした。