こんにちは。

 

オーストラリア滞在29年目、シングルマザー歴21年、リメディアルセラピスト桔梗の部屋へようこそおいで下さいました。😘

 

私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング...の過去についてはコチラ。

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『虚家族』のシッチャカメッチャカ墓の改葬物語、今までのお話はコチラ

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 2016年11月にお墓の改葬の話をいったん承諾した父。

 が、その後の父の『奇行』(愚行?)は、父が『おかしい』事を知っている私でさえも考えが及ばない、宇宙人レベルだった。

 

 

現在墓はある。 

➡ でも、我が家には継承者がいないからその墓は維持は出来ない。  

➡ 本家の個人墓地に墓仕舞いしなくても良い、家族一緒に埋葬できるお墓を建てて改葬しよう。  

 将来墓仕舞いしなきゃいけない新しい墓を買う...(何でそうなるん??)

 

 

 脳のどこの思考回路が切れると、こういう発想が湧くのだ???(一回思考回路を切って、経験してみたい)

 墓を購入した業者の担当者の名前を教えるのは断固拒否した父。

 しかし、新しく建てた墓の場所までも隠してはおけない。

 

 

私:「お父さん、お墓をどこに建てたの?子供に墓の場所を教えないわけにはいかないよね?建てた場所を教えて!」

 

父:「(ぶすっとした声)...OO寺という場所だ。」

 

私:「分かった。ありがとう。」

 

 

 ネット検索をすると、その墓地は直ぐに見つかった。(文明の利器、インターネット!)

 父はネットというものを知らないから、そんなに簡単に見つかるとは思ってもいなかったと思う。

 母に国際電話を入れて、『父が新しい墓を購入した』 という報告をした。

 

 

母:「えぇっ...」

 

 父の余りの奇行(愚行)に、母は言葉を失った。(この父の行動を、奇行と思わない読者がいらっしゃったら、手をあげて発言して欲しい)

 この父と生活を共にし、3人の子供を育て、フルタイムで働いていた母。父の『奇行』(愚行)に何十年も悩み続けたのであろう。そしてまた今回、母は父の『奇行』(愚行)に付き合わされることになってしまった...。(ごめんね母さんあせる

 私は母に、父が新しく建てたという墓がある寺の名前と住所を教えて、墓を探して来て欲しいと頼んだ。🙏

 そしてなんと母は、翌日、その寺と墓を見つけて来てくれたのだった!

 

 果たしてそこは、寺の本堂はもう既に閉鎖されている無人の寺の墓地だった。

 しかし、その本堂の横に小さなサインがあったのだという。

 

『連絡先 :000-0000-0000(OO寺)』

 

私:「お母さん!凄い!!めっちゃありがとう!!!」

 

 私は翌日早速、その電話番号に国際電話を入れた。

 

「はい。OO寺でございます。」

 

 電話に出たのは、ちょっと年配っぽい女性の声だった。

 オーストラリアからの国際電話である旨を話し、自分の名前と父の名前を告げて父の建てた墓に付いて事実を確認した。

 突然、オーストラリアからの国際電話。かなり、驚かれた。(そらそうや😅)

 予想はしていたが、父はこのお寺さんには、墓を購入した本当の理由は話してはいなかった。(まあ、言えへんやろなぁ)

 仏の前で、父は大嘘をついていたのであった。

 

 

父:「子供二人は外国で、一人は東京にいるので、菩提寺が遠くて管理が大変だから、自分が管理するようにここに移すんですよ。イヒ(どの口が言うんや?!)

 

 こんな風に、知らない人が聞いたら『良い人』だと思わせるような嘘を、父はとても上手に付く。

 そしてその嘘が、いつしか自分の頭の中で本当の話となってしまう。

 自己愛性のパーソナリティを持っている人達の中には虚言癖を持っている人も多い。私のパーソナリティ障害のDV元夫は、付いた嘘が自分の頭の中で本当の事になってしまう、典型的な虚言癖を持っていた。

 

 墓地の管理人さんは墓石店の担当者の名前と連絡先を知っているというので、連絡先を聞いて直ぐに電話を入れた。

 墓石店の担当者は、若そうな声の男性だった。

 私は、実は父は市営霊園に墓を持っていて、つい先月私と墓の改葬に同意したばっかりである事。そして、家族の誰一人として預かり知らぬ所で父が勝手に墓を建ててしまった事実を話した。

 

若い担当者:「え“ぇ?そうなんですか?...(言葉が続かない)(えらい事になった!と思ったのかも知れない)

 

私:「あなたには何の責任も無いので安心して下さい。突然お電話して申し訳ありませんでした。」

 

と謝った。母も後でこの担当者の方とお話している。非常に恐縮していたそうだ。

 

 さて、私は父に電話を入れて、全て明るみになった事を告げた。

 

私:「アタシが国際電話を掛けて、11月に日本で墓の改葬の話をしたばかりで、家族の誰一人、お父さんが墓を建てた事を知らなかったって言ったら、墓石屋の担当者の人も、お墓の管理をする人も絶句してたよ。」

 

父:「...」

 

 父は言葉を発しなかった。(発せなかったんかも……)

 全く……つきは泥棒の始まりだよ、父。

 

 

更に続く……

 

 

 

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