以前のブログでも綴った内容なんだけど、また最近母から言われた言葉にしみじみと感じたことがあった。
母『やっぱりあんたの今の声、前と比べてすごく透き通ってて綺麗になってる』
だった。
過食嘔吐をしなくなった日から約一カ月くらい経った時にも母からこの言葉言われたことあったんだけど、
また最近言われて、
「ああ、それは過食嘔吐してたから声が変になってたんだなあ」
って再確認したんだ。
考えてみたら、過食嘔吐しなくなってから私自身も喉がいつも快調で声を出しやすくなってる感覚がある。
第一声を発する時も咳払いしなくてよくなってるし、いつも喉に違和感なく声を出すことができるようになってる。
それをそこまで意識してはいなかったんだけど、
過去に過食嘔吐しまくっていた頃は、確かに声を出しにくくなってて声がガラガラだったり、
第一声目がうまく発声できなくて咳払いしてからでないとうまく声がでなかったりしてた。
毎日過食嘔吐してた20代の頃は声とか喉の違和感なくて普通にいつも同じように声を出せていた気がするんだけど、
30代後半くらいになってから過食嘔吐の弊害(?)で喉がいつもイガイガ、ガラガラしてて、
声もだみ声みたいになっていたことは実感してた。
歌を歌ってみても声が昔のように長続きしなくてヒイヒイ言って、伸ばすことができずとぎれとぎれになって、息も歌唱力も続かず、
歌うことも困難になっていた。
それを過食嘔吐によるものだとはそこまで意識していなかったけど、
今思うとそれは過食嘔吐によるものだったなって実感する。
過食嘔吐をしなくなってから色んな心身の変化があった中で、声の出しやすさはすごく感じてる。
以前は風邪引いていないのに常にガラガラしてた感じで、痰がいつも詰まってるかのようなだみ声だった。
お酒飲んでないのに、
『なんか声変だけど風邪引いてる?それともお酒飲んだ?』
とか聞かれたりもしたこともあるくらいだった。
そんな声で母と会話してたから、そのだみ声を何年も聞いていた母にとって、
今の私の声の変化に気付いたのだろう。
『すごく声が綺麗で透き通ってる』
なんだかこの言葉がすごく嬉しかった。
過食嘔吐の弊害って沢山ある中で、やはり喉へのダメージも相当なものだったんだなって思った。
ただ食べたものを吐くだけでなく、胃や他の臓器にダメージを食らわすだけでなく、喉も相当傷つける。
それを解っていながらイマイチ喉に関しては無知であまり気に留めていなかったけど、
よくよく考えてみたら歯の前に胃酸や色んなもので喉もものすごく傷付けてるなって。
だから喉にもいつも違和感あったり、いつも声がガラガラしてたり、うまく第一声目が発せなかったり、
当たり前だな、、、って。
母から言われた言葉で、過去の私は過食嘔吐で相当喉にもダメージを食らわせてたんだなって、
なんだか本当に沢山自分の体を傷つけてたんだなってしんみりきてしまってた。
今、声を出したり話したりすることもフツーにできて、
声が発しやすいし、誰かともすごく喋りやすいのをすごく実感してる。
歌も最後まで歌えるように戻ってるし、歌を歌うことが苦しいと感じることもなくなってた。
当たり前のことに感謝する、
という言葉、
声を出せること、誰かと会話できること、歌を歌えること
このことにもすごく感謝し、有り難さを感じてる。