過食嘔吐は本当に色んな悩みが重なってる。

 

自分自身のこと、ストレス溜めて過食嘔吐するっていう行動自体もだし、過食費がかかりすぎて金銭面にも常に不安があること、

 

その他色んなデメリット挙げればキリないくらい。

 

もう、色々ありすぎて何から解決していいのか分からなさ過ぎてまたそれに対してイライラや落ち込みが増して、

 

その結果、考えたくなくてまた過食嘔吐するっていう負のループをグルグル。

 

何が一番悩みだったかは数え上げればキリないから一番っていうのは甲乙つけがたいけど、

 

常に悩んでいたのは金銭面だった。

 

拒食症の時はひたすら食べないようにしてたから(過食嘔吐一切なし)、食材買うことほぼなくて、

 

買っても小量の許可食だけだったからお金が減りすぎることへの不安や心配はなかった。

 

でも過食嘔吐になってからはお金がどんどん減っていった。

 

食べて吐いちゃうからある意味底なし胃袋で無限に食べれるからどんなにお金があっても一瞬で消えてしまう。

 

値段を気にせずに好きなものを買って過食できるなら、大げさな言い方すれば一日に100万だって使えるくらい。

 

高級食材ばかり過食すればもういくらでも使っちゃうくらいだから。

 

それができないから決められた範囲以内で過食費を遣り繰りしないといけないけど、

 

私は高給取りでもなくかなりの定収入だったから、博給の中で過食費以外の生活費などのことも考えて過食費を使っていたから貯金なんてできたことなかった。

 

本当に必要なものすら買うのを後回しにして過食費に回したり。

 

とにかく過食費優先だった。

 

過食材を買うのも楽しみでもあったから、少ない過食費の中から思う存分買えないのはまたストレスになってた。

 

味としても満足したい気持ちもあったから、給料が出たばかりの時はコンビニの新製品とかちょっとだけお高めな食材を買ったりしてたけど、

 

給料日前になると過食費が足りなくなってきて、給料日までもたないかもっていう、

 

そんなストレスもまた新たに生み出して更に不安定&イライラ&落ち込みでまた過食衝動がやってきて、

 

同時に絶望で消えたくなるという、そんな毎日。

 

私の場合、毎日の過食費は2000~3000円くらいで、

 

給料が出たばかりの日は盛大に5000円くらい使ってた。

 

毎日2000~3000円くらいの範囲にはしてたけど、休日になると過食材を買いにスーパーはしごするのが楽しみでもあったからそれの範囲には収まらず5000円くらい使うこともあったから、

 

一カ月の過食費が思うようにいかなくて、そんなめちゃくちゃなことしてる自分がたまらなく嫌になってた。

 

いつも思ってた、

 

『ああ、お金が沢山あったらなあ』

 

って。

 

考えるのは過食費のこと、お金のことばかり。

 

お金がなくなって、過食費も使えないくらいになったら過食嘔吐はやめられるんじゃないかって考えたこともあったけど、

 

私は絶対無理だった。

 

過食できないことを考えると発狂レベルで混乱して泣いていた。

 

毎日過食しないとやっていけない日々だった時は過食しない日を一日でも作ることができなかった。

 

給料日三日前で本当に全財産が3000円だった時も何回もある。

 

本当に3000円しかない。

 

貯金もないし、このお金以外ほんとにない。

 

仮にその三日間に何か他でご入用があったとしても払えることができないし、

 

病院へいかないといけない状況のなったとしてもいけないくらい。

 

ほんとに3000のみ。

 

でも考えてるのは給料日までの三日間の過食費のことだけ。

 

一日1000円で済ませることができる方法ばかり考えてた。

 

この時期は味とか美味しいものとかも過食したいとか考えてる場合でなく、

 

とにかく『吐く』ことだけを重視してて安くて胃を膨らませることのできる食材集めのことばかり考えてた。

 

家でお米炊いたり、野菜を過食したり。

 

吐くことが目的。

 

いかに1000円で過食費を済ますことができるかに迫られてる状況は今思いだしても泣きたくなるくらい、

 

自分という人間が情けなさ過ぎて涙出る。

 

お金がなくてもやめられなかった。

 

お金がないからって過食嘔吐やめようっていう思考にもならなかった。

 

過食嘔吐の恐ろしさを身を持って知った。

 

これは本当に病気なんだって。

 

もう自分ではどうしようもならない。

 

お金ないのに、買うお金も底をつきてるのに、だからといって過食嘔吐やめようとか、

 

過食材を買うのをやめようとか、

 

そういう思考にならない。

 

それどころかお金がないこと、過食材で散財してしまうこと、

 

それが恐ろしいことだと分かってるのにやめることができないこと、

 

そんな自分に絶望してるのに、生きてその苦しみをひしひしと味わってること、

 

自分という人間を消してしまいたいくらいの絶望しかなかった。

 

幸いという言い方は変だけど、実家だったから過食材以外にも家にあるお米とか他の食材はあった。

 

私が食いつくしていたのもあって家族にはすごく迷惑かけてた。

 

それで過食費がない時も家の食材を過食材として食べることでお金がマイナスになることはなかった。

 

でも、もしこれが実家じゃなかったら、、

 

ということを考えてみたけど、

 

おそらくどこかの金融機関に借金してでも過食費として費やしていたと思う。

 

借金してまで、、、、

 

借金してまで過食嘔吐やめられないんだ、、、

 

って考えてて、そんな状況に立ちはだかっていた過去。

 

ほんとにその時の状況は辛すぎたなって、

 

そんなこと、ふと思い出して綴ってみたくなった。

 

 


とある日のお弁当。
らっきょが大好きで漬けたの毎日入れてたけど、多分相当匂っててた(笑)