若い頃、仏教哲学を学んだ時期があった。
学んだ中に「漆千杯に蟹の足一本」という比喩があった。
当時は、0か100か、みたいで、恐怖に感じていた。
だって、少しでも不信があると、願いは叶わない。と、捉えていたから。
でも、自分の年齢が半世紀を超えた頃、意味が分かったというか、ス~っと身体に浸透していく感覚というのかな…。
あぁ、そういうことか。と、わかったきたのよね。
何が、どうわかったのと、聞かれたら説明が難しいのだけど。
感覚的に理解したものって、表現が難しいね。