予備知識無しに訪れたチェコパピリオンにて、
思いがけず本格的なコンサートを聴く事ができました
タイミング的に、私が聴いたのはピアノソロ
チェコから来日したピアニストは
なんとたった15歳の女の子
万博らしい映像や音響効果一切無し!
登場するのは奏者と楽器のみで、
ただ演奏するだけ!
清いぐらいのシンプル加減が本場ヨーロッパらしく、
私の中でチェコ館の印象が爆上がり!
贅沢な事ですよね
プログラムは、やはりチェコなので
スメタナ(チェコの作曲家)、あとは
ドビュッシーとショパンでした
ショパンの演奏は、ハンガリー人が弾くショパンを
思い出しました。。。
やはり同じ中欧なので似ているのかも。
とても良かったのですが、
ただ一つだけ残念に感じた事がありまして…
演奏の真っただ中に立ち上がり、
ガタガタと音を立てながら
会場から出て行く人が何人もいた事。
曲の静かなパートでもお構いなし
今彼女、集中して弾いてるんだから
やめたげてーー!!!!
せめて曲と曲の間に移動してー!!!!
と心の中で叫びながら、その人たちをガン見してた私
こんな事を言うと、クラシック音楽は堅苦しいとか
思われるかもしれないのですが、、、
これには事情がありまして、、、、
演奏している時って全神経を注いでいる状態なので、
ほんの少し気が散っただけでも、表現に響いたりするのですね。
そして他のお客さんの気も散る
実際、せっかく聴いてたのに、私もその時は
意識が移動してる人に向いてますものね。。。
(私だけかもしれないけど)
そんなこんなで勝手に客席で私はヤキモキしていましたが、
ステージでは終始クールな印象で、
安定した演奏を聴かせてくれたピアニストさん。
終演後そばを通りかかったので
「おめでとう!とても良かったよ」と一言声をかけたら
少女らしい可愛い笑顔で答えてくれたのが
印象的でした
【追記】ちなみに楽器のメーカーはチェコのPETROF(ペトロフ)でした🎹🎵