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いぶきえみです。
いつもお読み頂き
ありがとうございます。
9月下旬に母の兄（一番上の兄）
わたしの叔父が
89歳で永眠しました。
最期は施設で安らかに眠り
老衰でした。
ぶっちあげな話
わたしにとって叔父は
親戚の中で一番キライで
苦手な叔父だった(笑)
多分、叔父もその家族も
わたしの気持ちを
知っているかと思う。
赤ちゃんの頃から
いろんな病気をして
弱かったわたしへの差別が
子どもながらに感じていて
ものすごくイヤだったし
何よりもとても悲しかった。
これはわたしだけでなく
他の弱者に対しても同じで
差をつける叔父だった。
その反面、
叔父は親戚の中でも
とても勉強がてきて、
オシャレな人で
何よりも社交的で
人が集まってくる人だった。
亡くなった知らせを聞いて
葬儀までの1週間近くの間
いろんなことを思い出しては
いろいろ考えていた。
ただただ叔父に毎日遠隔をし
自分自身にも遠隔を続けた。
亡くなって良かったとか
恨みが増していくとか
変な思いが出たらイヤだな。と
そんな自分が出てくるのでは？
と密かに自分自身が怖かった。
家族葬で1日葬だったのだけど
なんと、その日に限って、
施設で義母と暮らす義父が
緊急搬送・緊急入院。
何かの仕業があるんじゃないかと、
面白すぎた。
ドキドキしながら
叔父と対面した瞬間。
『叔父さん、安らかに眠れて良かったね。』
と素直に思えた自分にびっくり。
それと同時に不思議と
今までのイヤな思いが一気に消えて
『許し』が起きた。
この許しとは叔父に対してではなく
わたし自身に対して何だと思う。
この感覚は初めて。
許しって
こういうことなんだ！って。
言葉では表現が難しすぎて。。。
物質の身体から
抜け殻になった叔父。
そこにはすでに魂はいなかった。
そう、数年前に
看取りをさせて頂いた時の
猫ちゃんみたいに、
すーっと魂が抜けて
この空間に解けて
消えていく感じ。
でもまだ宙に魂はあるような。
すべてが一体化になるような。
魂と身体と心の関係は
トライアングルで
一つでも欠けると
死んじゃうんたな。って。
当たり前かもしれないけど
体験して腑に落ちる瞬間。
この身体は、
親から受け継いたもので
身体という物質を通して
いろんな体験をさせてもらって
魂が光輝いていくレッスンが
行われているんだな。ってことと
わたしたち一人ひとりの使命。
身体という物質を通して学び得ること、
やるべきことを思い出してゆく。
生まれて生きることの意味。
亡くなっていくことの意味。
こういうシンプルに
ピュアな気持ちになれたのは
レイキのおかげ。
叔父が大事にしていた
家族、兄弟姉妹。
その人たちを通してわたしも
大切にしてもらっていたんだな。
とふっと『あい』を感じた。
キライな叔父にも
『あい』があったんだな。
と思えたら、ふわっと涙が溢れた。
亡くなったことの悲しみの涙ではなく。
どんな人にも『あい』があることを
体感し感動したことによる涙。
おのずと『感謝』も生まれた。
無条件の『あい』って
こういうことなんだと
思い出させてくれた。
レイキを通じて
『あい』を改めて
体感させて頂いた
わたしの貴重な一ページ。
叔父さん、ありがとう。
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