難病の原因)あなたの住んでいる場所は、日照時間が足りない? | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

                               ★ 仲間同士の情報交換サイト! ★

肌にあたる太陽の光の時間が、自己免疫疾患と関係しているかもしれない?という仮説の元、ただいまビタミンDについて、検証中です。

 

こちらに具体的な日照時間数とビタミンDの組成に関する研究データがあります。

 

 

● 体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定
-札幌の冬季にはつくばの3倍以上の日光浴が必要-

 

 健康な生活を送るのに必要不可欠な成人の1日のビタミンD摂取量の指標とされる、5.5 μgすべてを体内で生成するには、どのぐらい太陽の光に当たったらよいのか?

 

札幌、つくば、那覇について、季節や時刻を考慮した数値計算が行われました。

  両手・顔を晴天日の太陽光に露出したと仮定した場合、紫外線の弱い冬の12月の正午では、那覇で8分、つくばでは22分の日光浴で必要量のビタミンDを生成。

一方、緯度の高い札幌では、つくばの3倍以上の76分日光浴をしないと必要量のビタミンDを生成しないことが判りました。

 

▼ 世界的にビタミンDが不足
ビタミンD欠乏は世界的に問題となっており、高緯度に位置する北欧諸国などでは、日光浴不足によるビタミンDの欠乏を補うためにサプリメントの摂取が積極的に行われています。

 

日本でもかつてはビタミンDが豊富な魚介類の摂取や、積極的な日光浴により、ビタミンDは比較的充足していたと考えられいました。

最近では、乳幼児・妊婦・若年女性・寝たきり高齢者等を中心にビタミンD不足が指摘されてきています。

▼ オゾン層の破壊、美容上の理由で太陽を避けるように
 ビタミンDの必要量の大部分は、日光紫外線照射による体内での生成に依存していると考えられていました。

ですが、1980年代のオゾンホール発見、オゾン層の破壊が顕在化して以来、紫外線は有害であるとの考え方が浸透。太陽光をなるべく浴びないようにするという風潮が広がったことが、近年のビタミンD不足の一因と考えられます。

特に女性においては、紫外線の照射はシミ・しわの原因となるなど、美容上の観点から、なるべく日光浴を避けるという傾向が指摘されています。

▼ 京都の新生児、ビタミン欠乏症
 京都市内で2006年から2007年にかけての1年間に出生した新生児1120人を対象とした調査では、全体の22.0%にビタミンD欠乏症を示唆する頭蓋ろうが認められました。

しかも発症には明らかな季節変動性が認められ、胎児の骨量が増加する妊娠後期が太陽紫外光の弱い冬季であった4~5月出生児に、特に頭蓋ろうの頻度が高いという結果が示されています。


▼ 各機関・組織のHP等に記載されているビタミンD生成に必要な日光照射時間

表1

(*) 時刻、季節、緯度(場所)、スキンタイプに依存する

▼ ビタミンDの効用
ビタミンDには、骨の生育に必須な血中のカルシウム濃度を高める作用のほかに、免疫作用を高めたり、さまざまな病気の予防効 果があることが判ってきています。

 

▼ ビタミンDの不足による病気

ビタミンDが不足すると、骨へのカルシウム沈着障害が発生し、頭蓋ろう、くる病、骨軟化症、骨粗しょう  症、高血圧、結核、癌、歯周病、多発性硬化症、冬季うつ病、抹消動脈疾患、自己免疫疾患などの疾病への罹患率が上昇する可能性が指摘さ れています。

 

▼ ビタミンDが含まれる食べ物

ビタミンDは、魚やキノコなどの食物に比較的多く含まれています。
 

本研究では、健康な生活を送るのに必要不可欠な成人の1日のビタミンD摂取量の目安とされる、5.5 μgのビタミンDを、すべて日光照射によって体内で生成させるとした場合に必要な日光照射時間を計算しました。


 また、紫外線は雲が存在すると多重散乱の影響によって大きく変化するため、今回は雲のない晴天日を仮定して計算を行いました

▼ 7月の晴天日
7月の晴天日の12時には、札幌・つくば・那覇ではそれぞれ、4.6分・3.5分・2.9分で必要量のビタミンD生成を行うことが出来ることが判ります。

 

▼ 12月の晴天日

12月の晴天日の12時では、那覇では7.5分、つくばでは22.4分で生成するのに対し、太陽高度の低い札幌では、必要量のビタミンD生成に76分という長い時間が必要となることが判明しました。

実際には、曇りや雨等晴れ以外の日もあることから、必要なビタミンD生成のためには、さらに長時間の日光浴が必要となります。

 

  7月 12月
  9時 12時 15時 9時 12時 15時
札幌 7分 4分 13分  497分 76分 2741分
つくば 5分 3分 10分  106分 22分 271分
那覇 8分 2分 5分  78分 7分 17分

 

▼ できるだけ肌を露出

顔と手だけではなく、足や腕など日光に当たる部位を増やすことによって、必要な日光浴時間は短縮させることが出来ます。

▼ 食べ物、サプリメント、日光浴
もちろん、ビタミンDは魚やきのこなどの食物や、場合によってはサプリメントによっても体内に補給することが可能です。

冬季の北日本では、食物などからのビタミンD補給と併せて、積極的な日光浴が推奨されます。

 

▼ ビタミンDは、しばらくは体内に蓄積

1日に消費される以上に得られたビタミンDは体内で蓄積され、ある程度はその効果が持続することが判っています。

▼ 適度な日光浴なら問題ない
紫外線を過度に浴びすぎると、シミや皮膚の黒化、場合によっては日光角化症や皮膚がんなどの原因となることが懸念されます。その目安として、WHO等は皮膚に紅斑を起こす最少の紫外線量を、最少紅斑紫外線量(1 MED)として定義しています。この量以上の紫外線を頻繁に浴びることによって、上記疾病の危険性が高まります。

しかし我々の試算によると、1 MEDに達するまでには、必要なビタミンDを生成する紫外線照射時間の約4~6倍の時間が必要となります。この範囲内で適度な日光浴を行い、十分な量のビタミンDを補給することが、健康な生活を維持するために必要と考えられます。