乳がん転移 癌の原因
変異、また変異
前回、癌の原因 について、現代医学と霊的側面の両方から見て分かったことを、次の3点に整理しました。
1、「遺伝子変異」によって「がん細胞」が発生し増殖している。
2、その発生と増殖の原因は、「精神」の不調和 から来ている。
3、「精神」の不調和とは、意地きたなさ・憎しみ・失意・虚栄心など である。
※1と2の間には、紫外線 や 放射線、喫煙 などの 生活習慣、加齢 などが介在
私は、素直にこれを受け入れるしかないと思っています。
裏を返せば、「癌」は、体の不調を通して、『「精神」の不調和 に早く気付いてください!』、という メッセージ であると受けとれます。これは、「癌」に限らず、ほかの「病気」にも当てはまることだと思います。「私の心が間違っている という、私自身の 内部からの合図」なのだと思います。
なぜそう思わざるをえないか、、。
一番最初のブログで触れましたが、亡き妻の乳がんのタイプは、トリプルネガテブ、その中でも 非常にあくどい癌「化生がん」でした。これを宣告された当時の資料とメモを見ると、次の通りです。
1、がんの大きさ(浸潤径) 8cm
(・・・異常事態!!)
2、リンパ節転移 10個以上
(骨などへの転移はない模様、でも多すぎ!!)
3、成長スピード 80%
(通常14%。30% 超えると非常に危険)
化生がんは、通常の抗がん剤が効かない 、癌の中でも 非常にあくどい癌 で、標準治療が確立していないため、標準治療に準じて治療するしかないと言われました。
しかし、、このように最悪に近い「癌」であっても、一縷の希望があった ことを、お話したいと思います。
希望とは、、。
妻と私はこのあと、主治医から提示された治療の選択肢の中から、最新の治療法である、免疫チェックポイント阻害薬による「免疫療法」を選択 しました。結果的に、これは、すごく効果があり、乳房の「癌」8cm は、ほぼ、消失 しました。
「免疫療法」については、下記をご参照下さい。
しかし、なぜか、リンパ節に転移した「癌(しこり)」は、小さくなりません。その後、通常の抗がん剤治療として、「ddAC療法」等へ切替て、チャレンジしてゆくのですが、リンパ節の「癌(しこり)」は、徐々に大きくなっていった のです。
なぜ、乳房の「癌」に効いたお薬が、転移先のリンパ節の「癌」には 効かないのか、、主治医に尋ねても明確な回答は得られません。「 癌は、そういうもの です」ということでした。
「がん遺伝子パネル検査(Foundation One CDx)」を受けた大学の先生にも同じ質問をしましたが、「 病気は変化 していく。転移した先では、ちょっと 「違った性質を獲得」 する。これは、「よくあること」 です。」という回答でした。
つまり、「癌」は、「常に変異」している。新たな「抵抗力」を獲得 している。だから、保険診療で認められた「抗がん剤」を次々と代えていく治療が続く のだと思います。あるユーチューブの腫瘍内科医 O先生が、『「抗がん剤」は、博打 と 一緒 。医師にとって 確率の高いと思うものから打っていく』と言われていたことを思い出します。
また、主治医によく言われた言葉が、「夢のようなお薬も、夢のような治療法も無いんですよー!」でした。これは、私が、ネットで調べた、最新のお薬や治療法をよく尋ねていたからです。。「患者の希望する胸の内を、もう少し理解してくれたらいいいのに」、とよく思ったものです。
以上のことから、確かに、「癌」に効果のある 治療薬 は 存在 している。しかし、「癌」というものは、常に 変異 の 変異 をしている。だから、「癌」と「治療薬」は、抜きつ抜かれつ、いたちごっこの関係にあるのではないか!、とすれば、「癌」すなわち「病気」の 真の原因 を 解消 しない限り、「本当に治す」ことはできないのではないか 、強くそう思います。
その真の原因こそ、シルバー・バーチが教えてくれる冒頭に整理しました「癌」の原因 につながってくると思うのです。
すなわち、「意地きたなさ・憎しみ・失意・虚栄心など」の不調和な心に気付き、感謝に満ちた方向に舵を切る、これが妻と一緒に私がやるべき一番大切なことだったんだと、妻亡きあと、強く感じています。ただ、これは、頭で理解するほど、心がついて来れない、重要なキーポイントだと思います。
今日は、最後に、シルバー・バーチから「絶対不変の法則」として語られた中の一文をご紹介し締めくくりたいと思います。
引用:「古代霊は語る」57ページ 抜粋箇所は、色付け文字の文章で、下線は私が入れています。
・書名:古代霊は語る シルバー・バーチ霊訓より
・訳編:近藤千雄
・出版:潮文社
「そのうちあなた方も 肉体の束縛 から 開放 されて 曇りのない目 で 地上生活 を 振 り返る時 がまいります。そうすれば紆余曲折した、一見とりとめのない出来ごとの絡み合いの中で、その一つ一つがちゃんとした 意味をもち、あなたの 魂を目覚めさせ 、その 可能性を引き出す 上で 意義があった ことを、つぶさに理解する はずです。」
神の摂理 とは、シルバー・バーチは、「恒久不変の自然法則」Eternal Natural Laws と呼んだり、「神的叡智」Divine Wisdom と呼んだりしていますが、これをつきつめれば「原因と結果の法則」,、いわゆる 因果律 The Law of Cause and Effect に収約されます。
シルバー・バーチは、これに、「人間の霊的向上進化」という目的を付加します。単なる 因果応報 の 機械的なくり返し ではなく、その 因果律の背後に 人間を向上せしめんとする 神の配慮 があると説くのです。
ですから、不幸や貧乏、病気、災害といったものが無いことを望みますが、神の目から見れば、本人の成長にとって、それが最上であり必須のものであるわけです。
そしてそれが、心の底から分かるための、出会いであり、修行である のだと思います。
願わくば、妻の霊に一歩、また一歩、近づけることを願って🌺