ごみ減量は前進。次の課題はリサイクル率向上へ

 

私が所属している、みどり・環境等特別委員会では、練馬区の清掃・リサイクル施策について調査・研究を行っています。

毎年6月に行われる第二定例会では議会人事があり、所属委員会などが変更となるため、

中間報告を本会議で行います。

本会議で報告するためには、各委員会で、委員長報告案が出され、承認します。

 

簡潔に言うと、この1年間、委員会でどんなことをしてきたのかを報告するというものです。

 

みどり・環境等特別委員会で調査・研究された内容のうち

今回は、資源やごみ、リサイクルについて抜粋してお知らせします。

 

委員会では、

令和6年度の資源・ごみ収集量やリサイクルの状況、今後始まる製品プラスチックの資源化などについて説明がされました。

 

右差しごみ減量の目標を達成

令和6年度の区民1人1日あたりのごみ収集量は427グラムとなり、区が掲げる目標値である443グラム以下を達成。

 

また、前年度と比較すると、

・可燃ごみ 1,836トン減
・不燃ごみ 136トン減
・粗大ごみ 144トン減

となり、ごみの総量は減少しています。

 

区では、区民の皆さまによるごみ減量への取組や、これまで進めてきたリサイクル施策の成果が表れていると分析しています。

 

一方で、リサイクル率は24.7%と前年度から0.2ポイント減少。

ごみの減量は進んでいるものの、資源として再利用できるものをどれだけ分別できるかが今後の課題です。

 

 

  令和8年10月から製品プラスチックも資源回収へ

 

現在、区では容器包装プラスチックを資源として回収していますが、令和8年10月からは製品プラスチックも一括回収する予定です。

これにより、これまで可燃ごみとして処理されていたプラスチック製品も資源として再利用できるようになり、

さらなるごみ減量や脱炭素社会の実現につながることが期待されています。

 

ただし、プラスチック製品の中にはリチウムイオン電池を含むものもあります。

近年、全国的にごみ収集車や処理施設での火災事故が問題となっており、安全な収集・処理のためにも正しい分別が重要です。

 

右差しリチウムイオン電池の適正処理を

区では令和7年4月に、モバイルバッテリーなどの充電式電池を含む製品の正しい出し方を紹介する動画を作成し、啓発を行っています。

 

委員会でも、

「リチウムイオン電池を含む製品が混入しないよう周知を徹底してほしい」

「回収対象となるプラスチック製品を分かりやすく示してほしい」

といった意見が出されました。

 

私自身も、制度を作るだけではなく、区民の皆さまに分かりやすく伝えることが重要だと感じています。

 

右差し今後の課題と展望

今回の調査では、

・集団回収の利用促進
・フードロス削減対策の強化
・紙おむつや木草類のリサイクル検討
・資源化可能物の適切な分別の周知

などについても意見が出されました。

 

 

ごみの減量は着実に進んでいますが、今後は「捨てる」から「資源として活かす」への転換がより重要になります。

練馬区が掲げる「みどりあふれる循環型都市」の実現に向けて、

区民・事業者・行政が協力しながら、ごみの減量とリサイクルの推進に取り組んでいく必要があります。

 

 

脱炭素化の推進や、みどりの保全などについては、また次回以降の投稿に続きます右矢印