2021年6月第二定例会での会派の一般質問

新型コロナワクチン接種体制について。  を掲載します。

正式な議事録は区議会HPよりご覧になれます。

  

===質問===

新型コロナワクチン接種体制について

区は高齢者向けワクチン接種を4月12日より特養利用者から開始しました。 

まず、接種開始に至るまで個別接種をメインとし、集団接種でカバーする体制を早期に構築し、全国の自治体にその方式を練馬区モデルとして厚生労働省から情報提供され、その後の日本のワクチン接種体制確立に大きく貢献されたことは区長の決断力と所管の行動力の賜物であり、区が国を動かした事例として評価に値するものであると、そのご努力に感謝いたします。 

 

また、6月1日より個別接種が開始され、集団接種と合わせると週4万6千回接種できる能力を確保されました、これは国が目標として掲げる1日100万回を人口比で上回る接種体制であり、これからはこの能力を最大限に生かしかつ効果的に運用し希望するすべての区民のワクチン接種が完了するかにかかっています。そのうえで数点お伺いいたします 

 

先日のプレス発表では、65歳から75歳のワクチン接種に関して7月中旬までに完了との見通しが示されました。区全体の接種状況としてみると予約数実績共に極めて順調に推移しているものの、地域別でみると、診療所の能力差などもあり、なかなか予約ができないとの声もあります。今後この点の改善も必要であると考えておりますが、診療所の空き状況など、区民に対し情報提供すると共に、地域格差を解消するために周辺診療所に対し、受け入れの増員などの依頼などが必要であると考えておりますが、区としてこの課題をどのように受け止められているかお伺いいたします。 

 

一般向け接種については、まずは基礎疾患のある方、高齢者施設等従事者、保育士・小中学校教員および60歳から64歳の方が6月22日から接種券の発送が開始されます。 

 

保育士・小中学校教員の優先接種は子供を守る観点から区独自で実施されるもので、これ自体は良い取り組みですが、その対象者が区内在住在勤者と限定されております。区外在住区内在勤の保育士、教員も等しく接種できれば、子供たちにより安心できる環境を整備することが可能かと思いますがこのような取り組みはできないのか区の見解を伺います。 

 

今後、6月29日には40歳から59歳、7月6日には16歳から39歳と予約の混乱を避けるために年齢別に順次接種券を発送される予定となりますが、5月31日付でファイザー製ワクチンの公的予防接種が12歳から15歳も対象とされました。 

15歳以下の接種には保護者の同意のものとで接種可能となりますが、学校単位での集団接種方式として体制を整えるのか、現在区としてどのような接種方式を想定されているのかお伺いいたします。 

 

国は、6月21日から企業や大学などにおいても職域単位での接種を開始することを可能といたしました。区内には江古田駅周辺に武蔵大学、武蔵野音大、日大芸術学部と3大学がありますが、区内在学の学生をはじめ近隣区民に対してワクチン接種のさらなく加速化を図るためにも区、医師会、3大学が協力し、職域接種を進めることでその一役を担うこともできると考えますが区の考えを伺います。 

 

 

 

===答弁===

練馬区保健所長:

 今月から、診療所での個別接種が始まりました。区内約350か所の診療所の接種機能力は毎週36.000回と非常に高い水準になっていますが、診療所の状況によって接種回数は異なります。接種を促進するため、国や東京都は報酬の引き上げや補助制度を創設しました。また、区独自に接種に伴う診療所の負担を軽減するため、1バイアルあたり2.500円を支払う管理委託料を本定例会に補正予算として提案しています。先月末からは、集団接種会場の予約状況や予約枠に空きがある診療所名を公表し、区民の皆様が予約を取りやすい環境を整えています。

 練馬区の子どもたちをコロナウイルス感染症から守るため、区は区内保育所、小中学校等の従事者を優先接種対象者に加えました。区独自の対応であるため、残念ながら区外に居住する従事者には適応することができません。 

 先月末、接種対象に12歳から15歳が新たに加えられました。接種方法については、学校での集団接種方式を含めて、現在検討しています。

 職域接種は、国の呼びかけに応じて、企業や大学が主体となり実施するものです。今後国の動向を注視しながら、区内の企業や大学から相談があれば協力してまいります。