令和2年第一定例会での会派の一般質問を掲載します。

(正確な議事録は区議会HPからご覧ください)

 

 

以下、感染症対策についての質問です。

 

中国湖北省武漢市において発祥したとされるコロナウィルスによる新型肺炎が世界的に流行の兆しを見せています。 

厚生労働省は日本においても武漢市に渡航歴の無い人の感染が確認されたことから、国内でも人から人への感染が起きているという見解を示す一方で、国内では広く流行が認められている状況ではなく、過剰に心配することなくインフルエンザなどと同様に手洗いやせきエチケットなど基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

区においても正しい情報を引き続きホームページや区報などの各種媒体において周知していただき適切な広報に努めていただきたいと要望いたします。 

  

区は、このような新型感染症に対してどのような認識を持っているのか、また、万が一区内において新型感染症の罹患者が発生した場合にどのような処置を想定しているのか、ご所見をお伺いいたします。 

  感染症対策を考える上で重要なポイントとしては、いかに大流行、パンデミックを防ぐかであります。

大流行する前に迅速な封じ込め対策を行い、流行のピークをおくらせることが最も重要になり、そういう点での流行阻止においては個人単位では自宅待機が最も効果的と考えております。 

 

 

区では平成26年に新型インフルエンザ等対策行動計画が策定され、未発生期の対策として平素から、本行動計画等を踏まえ、都、関係機関等と連携を図り、対応体制の構築や訓練の実施、 人材の育成等の事前の準備を推進すると示されておりますが、区内医療機関や区内介護保険施設の従事者の方を対象とした講習会は開催しているものの、行動計画で指定されている、公共交通機関、ライフラインなどの指定公共機関との連携した訓練の実施までは至っていないと考えます。

  オリンピック、パラリンピックが開催される本年だからこそ、指定公共機関との情報の共有や感染症拡散防止対策訓練の実施などに対して、取り組むことが必要ではないでしょうか。ご所見をお伺いいたします。

また、強毒性の強い新型インフルエンザについては、行動計画が策定されていますが、他の名称の強毒性が強い感染症が発生した時の対応はどのように対策がとられているのでしょうか。合わせてご所見をお聞かせください。

 

 

◆ 答弁 ◆

感染症対策について(保健所長)

今回の新型コロナウイルス感染症に関する対応について、先月末に健康危機管理対策本部を立ち上げ、全庁を挙げて区民・事業者への情報提供などに取り組んでいます。今月4日には、不安を感じる区民の相談に応じるためコールセンターを開設しました。

日々状況が変化する中、引き続きホームページなどで正確な情報を迅速に提供していきます。

 区内で患者が発生した際には感染症法に基づき、患者を感染症指定医療機関に搬送し、勧告入院及び就業制限を実施します。患者の接触者に対しては、健康観察を行うことにより、感染・発病の早期発見に努めます。

 新型インフルエンザ等対策における指定公共機関等との連携については、区では平成26年度に「練馬区新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定。「行動マニュアル」等も策定するなど対策を進めています。

 平成29年度以降、毎年区内の医療機関と合同で、患者発生時対応訓練を実施しています。今後、ライフラインや交通機関等の情報共有の在り方について検討してまいります。

毒性の強い感染症が発生した場合の対策については、区の新型インフルエンザ等対策行動計画では、新型インフルエンザだけでなく、他の毒性の強い振興感染症の発生も含め、想定しています。強毒性の感染症発生時には、本計画に基づき、迅速な対応に努めて参ります。