三日振りの面会

三連休明けの月曜日

拘束されている夫は首を長くして待っているであろう。


私はAM11時に実家を出た。この時間に出ると午後の受け付け時間に丁度いい。


今日は、着替えと本と愛犬レオンさんの写真の差し入れを持って来た。レオンさんは病み上がりの為にお留守番だ。

東拘は写真の枚数に制限がある。10枚しか入らない。宇都宮の時は制限は無かったから25枚とか普通に入ったけど。。。だから今日は取り敢えず10枚。


本は成人向け(俗に言うエロ本)でも何でも入る。夫は速読なので主に単行本がいいと言うから、bookoffとかの安い本を沢山入れて欲しいとの事。この一年以上で何冊入れただろうか…



午後イチ3番目の受け付けで75番8階フロア

連休明けの月曜日にしては少ない方だと思う。


混みあっている日は差し入れを先に済ませる方が効率は良いけど、結構直ぐに順番が来るから会ってからかな。私は「差入れ願」の記入だけを先に済ませておく。そうすると面会後に真っ直ぐ受け付け窓口に並ぶことができる。タイミングが悪いと長蛇の列に並ぶ事になる。。。。。


13時丁度くらいに番号が表示された。

夫は「おはよう!」と言いながら面会室に入ってくる。いつもの様に。

夫の笑顔が私は大好き。考え事をしたり精神面に異常をきたすと夫の額には吹出物が無数に出るから額の確認をする。今日は綺麗だった。


明日は病院で検査があるから来れないよ


と伝えると「毎日来なくても良いんだよ?来るだけでも大変なんだから」という。

でもね、それでも会いたいのよ。笑顔が見たいのよ。たった20分でもね。


いつものように面会が終わると、アクリル板にお互いの手を合わせて部屋を出る。この瞬間がとても辛いけど唯一の愛情表現がコレだから。