ワンピース映画、最新作。最高のライブ。

異次元とすら言われるほどの歌を響かせる歌手・ウタ。

姿を見せたことのなかった彼女の初ライブが始まり、

ルフィたちもライブを楽しむ。

そんな中、ルフィはウタの顔を見て、

彼女が幼馴染でありシャンクスの娘のウタであると気づき

彼女の元へ降り立つ。

明るい再会と衝撃の事実の中、ウタはライブを続行。

だがそのライブにはある陰謀が隠されていた…

上映が始まってから一ヶ月以上経ってからの鑑賞になりますが

今週始まったかのように映画館はいっぱいでした。

土曜だったのもありますが、映画館に入るのに並んだのは

呪術以来ですね。

ジャンプ作品、最近本気で強い。

ドラゴンボールはパスしちゃってましたが…


さて今回はシャンクスの娘が登場。

冒頭からAdoさん、ウタの歌が響き渡るライブシーン。

まさにライブ感満載。ここは映画館で観て本当に良かった。

Adoさんは私は最も有名な「うっせぇわ」しか聞いてなかったのですが

今回はマジでハマったかも。

歌声が自由自在で、これほど声を見事に操り表現できる歌手とは。

がなりが一番印象的でしたが、それが歌の中で突出せず一つの

世界観になってるんですね。

1作品として安定した音となり音楽となってるという印象です。


それが今回のONE PIECEの世界に

しっかりと組み込まれていました。

ウタというキャラクターと共に。


正直なところシャンクスの娘と聞いて

ポッと出なのにすごい設定だな〜とあまり期待は

してなかったのですが。

説得力がある。

ONEPIECEという隅々まで作り上げられた世界に

彼女が存在していたことが納得できる話でした。


物語の根幹は

誰も悪くなかった、悲劇の事故と

それゆえに離れてしまった父と娘。

仲直りの話であり救いあげる話でありました。


でもウタの歪んだ笑顔がまたかっこよかったり…


ウタという少女は周囲の不幸を見逃せないし

虐げられた人々を幸せにしようという気持ちは本物だったけど。

確かに愛された存在だったけれど…


辛さゆえに間違った方向を見据えてしまい

そこに近づくための力を持っていた。


それを助けられるのは1人じゃなかったんです。


ONE PIECEでの名物、多数のキャラによる

共闘は今回も熱い!

特に見どころの未だ会うことのない

あの海賊団と麦わらの一味の共闘。


メイン以上に燃えたのはあの2人ですな〜…

あの人がちゃんとウソップを見てくれていたの

嬉しかったですね。


共闘、というところでは前作のスタンピードの方が

好みでしたけど、十二分に楽しかった。


そして最終章を前にシャンクスというキャラを出したところ

あざとくも最高でした。


エンディングも感動した。


彼女はずっと生きてるんですね。


次は海外ドキュメンタリー

塀の中の少年たち なぜ彼らは殺人を犯したのか

エピソード8「 ロナルド17歳:報復殺人」の感想です。