本日より映画公開、アガサ・クリスティーの名作
美貌の資産家、リネットは新婚の夫と共に
ナイル川のクルーズ旅行へとやってきた。
しかしそこには夫サイモンの元婚約者が
憎悪を込めた眼差しで同乗してきていた。
その場に居合わせたポアロはリネットから
相談を受けるが、その心配も虚しく殺人事件が…
映画を先に見てしまうとなかなか本に
手を出せなくなってしまうので;;
ギリギリですが、原作を先に読了です。
いや面白かった…!さすがの名作ですね。
何もかもが思い通りに行ってきた女性が
友人の婚約者を奪い…というつかみから始まり、
まあここがなんともわかりやすく
モヤモヤくるんですよね。
そして愛する人を奪った相手に
ストーカーする女性。
そして死んだのは・・・とくると
あまりにも短絡的な考えが出てきますが
しかしそれには鉄壁のアリバイ。
周りにはワケがありそうだったり
なさそうだったりする多くの人間模様。
殺人事件の他にも細かな謎が多く
その謎が示していく真相とは…
こうきましたか…
メインの謎は、そこまでやったかと驚きますが
一周まわってのこの真相に感心。
そしてその周囲の謎により
新たに結ばれていく人間関係には
存外ほっこりしたりと。
愛情のあらゆる形が船上で見られる。
箱庭のミステリーでした。
これをガル・ガドット様やアミハマたんが…
と思うと改めて映画観にいきたくなりました。
どんな映像にされてるのか…ワクワクが
止まりません!
でもタイトル「ナイルに死す」で
よかったんじゃないのかな〜
「ナイル殺人事件」だとちょっと軽い気が…