1977(昭和52)年5月9日(月)
PM4:30 ラジオ関東 芥川隆行の演歌だよ!
私の大好きなこの番組に、大好きなマコが出るとなれば最高の気分。言う事なし!!
始まる前はドキドキソワソワ、落ち着かなかった。
今でもマコが出るテレビやラジオ直前はドキドキしてしまうのです。マコ本人よりも私の方が上がっちゃってるような感じ。
芥川さんとマコのおしゃべりは、明るくて面白い中でも落ち着きも感じられるのです。
最近は歌に対する気持ちが難しくなったって言ってた。
中学・高校の頃は、出された歌を無心に歌っているだけだったけど、最近はとても難しく思うようになったって・・・
芥川さん「そうかぁもう19歳か…」だって!マコは盛んに「今年19歳になって、来年は二十歳になるんです」って、もっともな事を言っていた。
だけどマコのお母さんは、「マーちゃん、ブーブが通るからあぶないよ」っ言うと笑ってた。
いつまで経っても娘は娘、かわいいんだろうね。
8月末には、大阪の新歌舞伎座でショーがあって、10月には名古屋の御園座ですって。
すごいなぁ。行けるわけではないけど、やっぱり大劇場でショーをやるってすごくうれしい。
マコが言うには、ショーは大変だけど楽しいって。
PM10:00 フジ 夜のヒットスタジオ
始まる前はドッキドキ…
今日は特別ゲストが、スリーディグリーズだって。
まず由紀さおりが「おかあさん」を歌って紹介してくれて、マコはサブちゃんの「函館の人」を歌って、ご存知の・・・って言って紹介した。
バツグンなんだなぁマコの歌。
後で司会の吉村真理さんがうまい!って感心していた。
それでサブちゃんが「歌い方が似てるんです」って言ってるの。
マコは隣に居た八代亜紀と笑ってた。
今日のマコは、すごく大人っぽい格好だった。
ヘアスタイルが少し違う。オールバックの変形のみたいな・・・・
衣装はベージュの半袖のワンピース。
「港のまつり」は、最初に歌っちゃったので楽しみが無くなっちゃった。
そして歌い終わったとき、吉村真理さんが西城秀樹と「昌子ちゃんはうまいですね~~」だって。
秀樹も「そうですね」って答えてた。
私としては、衣装や外見をほめられるより、歌のうまさをほめられた方がずっとうれしい。
(注:当時高校生だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)
ラジオ関東は、今のラジオ日本です。
「芥川隆行の演歌だよ!」は、毎日夕方生放送でやってたラジオ番組で、中学生の頃から毎日欠かさずに聞いていた。
結局、大阪の新歌舞伎座の公演は行われたけど、名古屋の御園座は無かったと思う。
この時代は、コンサートとは言わなかった。
ショーって言ったのよね。「森昌子ショー」とか「森昌子ショウ」とかって。
リサイタルって言うのもあったけど、リサイタルはショーよりも特別って感じがあったなぁ。
10周年の時の衣装。昌子ちゃんて、この当時案外フリフリの衣装って少ないと思う。

