アカリ♀️:元気で明るい男勝りな女の子、一人称は「おれ」。女友達はほとんどいなく、男友達と絡んでいるためサバサバしている。
ハヤト♂️:ちょっとクールなイメージでモテるタイプ。一人称は「俺」。ノリはわりといい…はず。
アカリ:ねえ、誰にも言ったことないおれの秘密
聞いてくれる?
ハヤト:ん?なんだよ急に
アカリ:いいじゃん!そういう気分なの
ハヤト:別にいいけど…秘密を話したくなるってどんな気分だよ
アカリ:なんとなくそんな気分だから
ハヤト:そうですか…………んで?
アカリ:へへっ…おれさあ…好きな人がいるんだよねー
ハヤト:……へえ
アカリ:………なにその反応、もうちょっと反応の仕方あるでしょ??誰だよーとか俺のしってるやつ?とか
そういうのあるでしょ?
ハヤト:いや、別に興味ねーし
アカリ:っはー!これだからもてるやつは!!!
ハヤト:関係ねーだろ
アカリ:おれさあ……誰にも言えなくてさ……
ハヤト:……おん
アカリ:ほら、おれって男っぽく生きてきたじゃん?
今まで女の子と話すのも苦手で、男友達ばっかりだし
ハヤト:たしかになー
でも好きな人がいるとかそういうのってあんまり関係ねーと思うけどな
アカリ:関係あるの!!
なんていうかほら…おまえにもそういう女の子っぽいとこあるんだなって思われるのも恥ずかしいじゃん!!
ハヤト:いや…人を好きになるのに男だろうと女だろうと関係ねーだろw
好きなもんは好き、それでいいじゃん
アカリ:おまえ……いい男に育ったなあ……母さんは嬉しいよ…
ハヤト:誰が俺の母親じゃい
……んで?好きな人がいてなんだってんだよ
アカリ:ん?いやー
なんとなく聞いてほしかっただけなんだけど
こう……好きになってもらうってどうしたらいいかなあって…ちょっと…気になったりして…??
ハヤト:うん
アカリ:そこでモテる男ハヤトにぜひともおれの先生をだな!
ハヤト: 却下
アカリ:なんでだよー!!いいじゃんか!!
ハヤト:なんで俺がおまえの恋愛事情に口出しせんといかんのじゃ
くっそどうでもいい
アカリ:うっわひっど!!幼なじみのおれの秘密の頼みごとを聞いてくれないの??
ハヤト:何が秘密の頼みごとだよ
そういうのはむしろ女友達に頼むのが筋だろーが
アカリ:おまえおれにまともな女友達がいないって知ってて言ってるよな??ころすぞ??
ハヤト:………いや、うん、そうだないねーわ
アカリ:そこは否定しろや!
ハヤト:うん、ごめん、俺が間違ってた
アカリ:悪いと思ってんなら今からおまえおれの先生な!
はい決まりーじゃあ今から服買いに行くぞ!
ハヤト:は?
アカリ:はい、れっつごー!!
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アカリ:おまえ……勝手に買ってんじゃねーよ……
ハヤト:はい、買い物終了~
これで俺もお役ごめんだなーよかったよかった
アカリ:よかったよかった、じゃねーんよ
おれに何も聞かずに勝手に服選んで試着させてそのまま買うってどういうことなんだよ
ハヤト:似合ってるな、と思ったからだけど?
おまえ柄にもなくワンピース似合うんだなあ
アカリ:……うっざ、素直にかわいいよっていえばいいのに
ハヤト:かわいいよ
アカリ:……っはー!これがモテる男のテクニックってやつですか!!超うぜーーー!!
ハヤト:はいはい、そうですかー笑
そんな口聞いてて好きな人に好きになってもらおうと努力なんて出来るんですかねえー笑
アカリ:……っく……!おれは最大の弱みを握られてしまったようだ…アカリ一生の不覚……!!
そうやって笑ってられるのも今のうちだからな!!
めちゃくちゃいいおんなになってやる!!
ハヤト:はいはい、がんばれー
(…まあ…俺は別に今のままでも充分好きだけど)
アカリ:ん?なんだよ
ハヤト: 別に?
まあとりあえず…がんばれよ、応援はしてる
アカリ:おう!ありがとな!
今日はとりあえず服買ったし、次は化粧だなー!
じゃ、先生!明日もよろしくぅ!
ハヤト:は??
アカリ:じゃあまた明日ー!
ハヤト:いやおまえ……!って家入ってったわ…
なんだあいつ、まじで俺に協力させる気じゃん…
っはーなにそれしんど…
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Nハヤト:穏やかな夏休みを過ごす予定だった俺はそんなこいつに振り回されやれ化粧品だのやれ仕草だの、こういうときはどうしたらいいだの毎日のようにつれ回された
ハヤト:はー疲れた……あいつ本当に先生先生ってつれ回すじゃん…ようやく終わったわ……
…別に今のままでも充分可愛いのになあ…
はーーあぁ、俺何やってんだろうなあ……
SE:ピンポーン
ハヤト:………またか……
(ドアを開けて)…おい…まだなんかあんのかよ
アカリ:お!出てきた!いやー今週1週間まじでさんきゅーな!すっげー勉強になったしすっげー助かったわ!!
ハヤト:……はいはい、そりゃよかったですね
俺はもう疲れたから解放されてとっても眠たい気分ですけど
アカリ:ごめんってー!!
でもほら!どーよ!かわいくなったっしょ??
ハヤト:はいはい、可愛いですねー
アカリ:っはー!棒読み!なんだこいつ!
おまえの努力の結晶だぞー?それが全部詰まってんだぞー?
ハヤト:わかったって…いいからはよその好きな人とやらに会いに行ってこいよ
アカリ:………うん、行ってくる
ハヤト:おう、行ってらっしゃい
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
SE:ピンポーン
ハヤト:(ドアを開けながら)だからな??早く行ってこいっていってんのに数分と経たずに戻ってくんなよ!
アカリ:…………………
ハヤト:……なんだよ
アカリ:…………会いに来たんだよ
ハヤト:は?
アカリ:だから!!好きな人に会いに来たんだよ!!
ハヤト:……はい?
アカリ:何度も言わせんな!!おれは好きな人に会いに来たんだよ!ばーか!
ハヤト:は?
アカリ:…おれが好きなのはおまえなの
いい加減気付けよばーか!服だって化粧だっておまえの好みを知りたかったから一緒に買い物に行ったし、デート…出来たみたいで嬉しかった…
というわけで!おれはハヤトが好きです!!!
……おれと…付き合ってもらえる??
ハヤト:…………ばーか
アカリ:うっ……やっぱりだめか……いやわかってたんだよ
見た目変えるだけじゃ意味ないよなって……でも……
ハヤト:そうじゃなくて
アカリ:…なんだよ
ハヤト:俺は別にどんな見た目だろうと、そのままのおまえで充分可愛いと思ってんの
アカリ:……は?
ハヤト:男の前でも堂々と胡座かくし、大口開けて飯食うし、くしゃみとかまじおっさんだし、色気もくそもねーし
アカリ:喧嘩うってるんかおまえ
ハヤト:でも俺はそんなおまえが可愛いの
アカリ:………
ハヤト:言ってる意味わかる?
アカリ:…可愛くないところあげられて喧嘩うられてるってのはわかる
ハヤト:おまえは本当にバカだなあw
俺はそんなおまえが好きなんだよw
だから答えはもちろん付き合いましょうになるんだけど?
アカリ:……は?
ハヤト:なんだよ、なんか不満か?
アカリ:いや、え??は??おまえ正気か?
ハヤト:じゃあやめとこう
アカリ:なんっでそうなるんだよ!
ハヤト:っははw
アカリ:……本当におれのこと好きなの……?
ハヤト:
おまえこそ、本当に俺のことが好きなのか?
アカリ:…好きだよ!悪いか!!ばーかばーか!!
ハヤト:じゃあなんも問題ねーじゃん
大人しく俺の彼女になれよ
アカリ:……ん、じ、じゃあおまえおれの彼氏だからな!!
ハヤト:はいはい、なりますなります
アカリ:その余裕そうなところほんっっとむかつく!!!
なんでおれこんなのが好きなんだろう…
ハヤト:俺がいい男だからだろ
アカリ:っく……否定はしないけどやっぱりむかつく!!ばーかばーか!
Nアカリ:……なんて言うけどいつもおれの話を聞いてくれて、気遣ってくれて、おれのことを考えてくれる、そんなハヤトが大好きなんだ…なんて口がさけても言ってあげないけど!!
こんなおれたちの夏休みも悪くないよね?
END
