電通・博報堂とのコンペに勝つ方法(実例:アーカイブ2002) | ◇THE NEW HISTORY EYES◇for ameblo

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仁科広嗣の「THE NEW HISTORY EYES」は人類の史書を後世に残すべく、聖域なき歴史の検証を公平な目で追究していきます。YouTubeの「The New History eyes」(シアターモード版)で発信中です!

広告業界は上位10社で6割、7割の
売り上げシェアを確保しているので、
下位の広告代理店は、コンペで勝つのには、
相当な努力と智慧と戦略が必要です。
そんななか、
2002年頃、私がまだ某広告代理店でディレクターをしていた時代、
飯田橋駅前の再開発地区の地権者相手のコンペで、
電通、博報堂、読売広告社と戦った事があります。
超高層150mのツインタワーマンションを建設するエリアでした。
たしか2015年に完成しています。
江戸時代は大名の屋敷があったところです。
コンペの対象が企業ではないので、そこにつけいる隙があったわけで、
どうすれば地権者の印象と誠意ある提案で説得できるか、
考えて戦略を練りました。
飯田橋界隈は中央線の中では、
とくに再開発が遅れていた地区です。
昔ながらの佇まいがあり、保守的な地盤。
そこで、目をつけたのが江戸の古地図。
大名屋敷の跡地ですから。地権者もそれなりのプライドと、
想いがあったはずです。
しばらくロケハンもやり、
スタッフとのイメージも湧いてきました。
不動産広告ではトップランナーだった意地もあり、
広告のテクニカルな面とレトロな面でのバランスを強調した結果、
再開発地区の皆様の賛同を得て見事勝利。


小が大を喰う事例を挙げさせて貰いましたが、
プレゼンで大手に勝利するには、
心の持ち方と相手にたいしての誠意が大事と知りました。