母をたずねて

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数十年ぶりに母に会う決意を固め

母がいる精神病院を訪れました



何せ...

鉄格子付きの病室にいると聞かされていましたから

決意を固めるまでに

時間がかかりました



何というか...

言葉では言い表わすのが難しいのですが

今はスッキリした気持ちでいます



私の中には

「きっと母は私を置いて出た後悔の念に縛られ、辛いに違いない」

という思い込みがあったのかもしれません



それが、そうではなく

母は自分の事だけを考え、

ある意味自由に生きているとわかった事で


何だか私に課せられていた足かせのようなものが

外れた感じです


「あ〜人間って、とことん自由でいいんだ...自由に生きていいんだ‼︎」

母から伝わったことは、そんなとこでしょうか...



だからこそ

私も、自分の為に自分の人生を謳歌しようと

強く思いました



黒崎牧場のためでもなく、

亡くなった祖父母や父のためでもなく...



今世で巡り会えた夫や子供達と共に

父や母が気付けなかった...

価値観を見出せなかった‘愛のある家庭’が、

どれ程幸せなことなのかを噛み締めながら


生きていこうと再確認することが

出来たように思います




父は生前よく

「世の中は金が全てだ」

的なことを言っていました


私はそれに対し

ずっと違和感を感じて話を聞いていました



面会した母の口から

「今心配なことはお金のことよね」

と、父と同じような言葉が出てきた時

心底「両親に育てられなくて良かった。祖母に育ててもらわなかったら今の私は無い」

そう思ってしまったのが正直なところです



時代背景や

生きてきた環境のせいもあるかもしれません



しかし

お金に生きる価値の全てを当てはめてしまったら


なんというか...人生寂しいですよね...



今ある当たり前のことは

当たり前ではなくて


自分自身が自分自身と戦い抜いた結果

勝ち取ることが出来た‘幸せ’なんだ‼︎と...


自分の人生を誇らしく思うのでした