親愛なる妻へ
あなたがいなくなってからの6年間、
私はずっとあなたを想いながら生きてきました。
何をしていても、どこにいても、あなたのことを忘れた日はありません。
ずっと話しかけています。
何度も立ち止まって行ったり来たりもしました。
やりきれない思いに何度も何度も押しつぶされそうにもなりました。
楽しいという感情もうまく表現できなくなりました。
人との関わりを避けるようにもなりました。
今もずっと自責の念は消えません…。
それでも踏ん張れたのは、あなたと過ごした時が今も私の中に生きているからです。
あなたとともに笑い、未来を語り合い、心を通わせた日々——
そのすべてが、迷いながらも前へ進もうとする私を支え、時にはそっと背中を押してくれました。
あなたへの想いが、今も私を押し上げてくれています。
心を許せる戦友もできました。
再び、人との関わりを取り戻すこともできました。
だから、これからも私はあなたを想いながら、私の人生を歩んでいきます。
どこにいても、何をしていても、あなたを感じながら生きていくことで、あなたに届けばいいなと思います。
いつもそばにいてくれて、ありがとう。
数えることを辞めてしまった月命日に、今の気持ちを伝えます。
追伸
昨日の月命日にこの気持ちを綴っていたのですが、このまま自分の中にしまっておこうと思いました。
でも、外に出すことで
もっとあなたに伝わるかな、と思いました。