過去のシリーズは こちら↓を 御覧下さいm(_ _)m
「バカ親父が泥酔の果てに救急車で運ばれる」
今回で このシリーズは 完結ですw
父母を 車に乗せ
再度 日赤病院に向かう
日赤病院の 救急センター前で
父母を降ろすが この時 バカ親父の足取りは
フラフラで 母の支えが 必要な状況だった
一応 手すり等を 使いながら
救急センターの中に 入って行く事を 確認
この日 最初に 救急隊員から
我が家に 連絡が入ったのが 20:30頃
バカ親父が 日赤病院から 勝手に逃亡し
再度 日赤病院に 到着したのは 21:50過ぎだった
さて ココで 厄介な事が 1つ
よく 病院前の 道路に 駐車券を貼り付けて
路上駐車を 行える スペースがあるのだが
よく見ると 22:00までと 書かれている
これまで オレは 救急車や ドデカい病院に
ご厄介になった事が無いため
この 駐車券を貼り付ける 路上駐車のシステムが
よく分かっていなかった…
ふと 横を見ると タクシー乗り場に
何台か 客待ちのタクシーが 駐車しており
どうやら 見知った タクシー運転手の
おっちゃん同士が 車から出て
立ち話しを しておられた
こういう事は プロに聞くのが 1番早いw
すかさず このおっちゃん達に 聞いた所
以下の内容が 分かった
・現在 21:51で 1時間分の 駐車券を貼ったとしても
この場所では 22:00までしか 駐車できない
これ以降は いつ 警察に パクられても
仕方無い状況
・少し離れた所にはなるが 普通のコインパーキングがある
そこならば 22:00時以降でも 駐車可能との事
このおっちゃん達に お礼を伝えて
直ぐ近くにある コインパーキングに 車を入れた
どうやら 20:00~翌8:00までで
MAX 500円だったので ラッキーだったw
救急センターに 入る前に
このおっちゃん達に 再度 お礼を伝えた所
救急センターの 受け付けを通過し
父母を探していると 多目的トイレから
母が 出て来た
直ぐ近くの 個室に 父が 入ったとの事で
母と共に 個室に入ると
当直医の先生と 看護師さん
そして ベッドの横の椅子に 座っている
バカ親父が居た
当直医の話しは 以下の通り
・頭は打っておらず 意識も しっかりしている
・ただし 鼻を 切っているため
3針 縫う手術が 必要
との事
ココで オレは 間髪入れずに
当直医に 質問をした
・ここ数年 泥酔・転倒に加えて 家族の指示が
入らない
・祖母(父の母)・伯父(父の兄)・伯母(父の姉)には
先天的な 自閉スペクトラム症(ASD)の疑いがあると
言われている
・ここで CTを撮る事が 可能であるならば
撮影して 一気に 原因を追及したい
…等々
これに対して 当直医の答えは
・CTを撮る事は 可能だが 飽くまでも
転倒による 内出血が あるか否か?のみ
・今回 転倒は無いため CTの撮影は 不要
・上述のような 自閉スペクトラム症(ASD)等を
調べるような場合は ここでは 無理
・この場合は 神経内科等の 受診が必要
ただし こちらからは 「どこの病院が良い」とは
言えないので 自分で 探してもらう必要がある
…等々
上述の内容を 理解した上で
鼻を3針縫う 手術をしてもらう事となった
手術時間は 約20分との事だった
母とオレは この個室を出て 廊下で待っていた
この間 何組かの ご家族が おられた
どうやら 重い病気で 搬送された方も
おられる中で バカ親父の 軽率な行動によって
貴重な 医療現場に 混乱を招いた事が
本当に申し訳無い 気持ちになった…
約20分後に 個室のドアが開き
再度 母とオレは 当直医から 説明を受けた
この時に 抜糸について 説明があった
・抜糸は大体 1週間後 1/29(月)頃
・ただし 日赤病院に 来て頂いても
長時間 待たされるため 可能であれば
自宅から近い 外科等で 抜糸をしてもらう方が良い
・紹介状を書くので 今すぐ この場で
病院を調べて欲しい
との事
ここで オレは 1つ 当直医に相談した
オレ
「抜糸って 外科やないと ダメですか?
例えば 内科でも 可能?」
当直医
「まぁ… 内科でも 可能やとは 思いますけど…」
オレ
「分かりました!じゃあ ウチの家族3人とも
お世話になってる 掛かり付けの内科があるんで
そこの院長先生宛に 紹介状を 書いて下さい」
当直医
「分かりました」
この時 すでに オレの中では
とある 次の計画が 始動していた
その流れは こうだ
・掛かり付けの 内科医の院長は 毎月 オレが
血圧・痛風の件で お世話になっており
オレの性格を 熟知している事
・ちなみに この院長は「ためして!ガッテン」にも
出演しており この時に 泌尿器科の先生と
仲良くなった経緯がある
・母が 間質性膀胱炎になった際には 院長から
泌尿器科の先生に 紹介状を 書いてもらって
適切な治療を受け 今も 定期検診に行き
徐々に 症状が 良くなっているという経過がある
・この流れから 我が院長の伝手(つて)で
アルコール依存症と思われる 問題行動
加えて 先天的な 自閉スペクトラム症(ASD)に
関する 専門医・病院への紹介に つながる
可能性が 出て来る
…等々
瞬時に ココまでの
フローチャートが できた辺り…
今思っても 我ながら 冴えていたと言える
これもまた トラブった時に
あの世から オレを鬼神のごとく 働かせる
あのお人の 采配なのかも 知れん…
ええ…
永年 このブログを 御覧の皆様ならば
お分かり頂けるかと 思いますが
我が 祖父の所行で ございますw
当直医と 紹介状の 遣り取りをしている間
看護師さんから 父母は 抜糸までの期間
消毒や シャワー等の 対応について 聞いていた
この間 バカ親父は
「この先生… 男前やろぉ~w」
等と 笑っていやがったので
オレ
「おえ!笑い事ちゃうやろっ!」
バカ親父
「ソーリー…」
当直医も 看護師も
苦笑いするしか無い状況…
この期に及んで 自分が しでかした暴挙を
未だに 理解しとらん アホが1匹
コイツは いよいよ 末期だと 直感した
当直医の先生と 看護師さんに
お礼を述べて 受け付けの近くにある椅子で
30分近く 会計を 待っていた
会計を支払うと 念のために 出された
痛み止めの カロナール 3回分が 出ていた
受け付けとは 全く違う 建物の棟に移動し
夜間専用の 薬局まで オレが 薬を取りに行った
オレは その後 駐車場から
救急センターの 入り口まで 車を移動して
父母を 車に乗せた
バカ親父は
「おおきに 済まんかったなぁ」
と 何事も無かったかのような 発言をしやがったので
オレは ブチギレたっ!
「2度と オレ達に
『放っといてくれっ!』とか
言うなっ!次は無いぞっ!
覚えとけっ!」
と 怒鳴ってやった
この時 バカ親父は 一瞬
何を言われているのか 分からないような表情をした
オレは 更に 畳みかけた
オレ
「数時間前に 自分で 言うた事も 覚えてへんにゃな?
正直に 言うてみぃ… 覚えてんのか?覚えてへんのか?」
バカ親父は 黙ったままだったが
明らかに 自分の発言を 覚えておらず
驚いた表情だった…
この後 母が いつも通り
バカ親父に 飲み過ぎの件について 苦言を呈した所
バカ親父
「分かってる!」
と 答えたので
オレ
「じゃあ 何が 分かってんねん!言うてみぃ!」
と 言うと
バカ親父
「どうせぇ…言うねん…」
と 困り果てた顔をした
この時 オレは 瞬時に
バカ親父の 思考回路が 何となく分かった
・飲み過ぎたかどうかを 自分で判断できない
・飲み過ぎた後 苦言を呈されて どうすれば良いか
判断が できない
・次から 同じ過ちを 繰り返さないためには
「どうすれば良いのか?」という事が 考えられない
…等々
つまりは 持って生まれた メンタル面で
善悪の判断が 付かないというのでは無く
酒が入っていない状態では 善悪の判断ができるものの
泥酔状態になると それらの判断が 曖昧になる
また 自分の行動を 周囲の人間によって
制限を加えられる事への 反発も 垣間見えた
自分にとって 不都合な事を 改善するために
「今後どうしたら良いか?」という件に関しては
先送り もしくは 元から 考える事ができない
あるいは 脳の機能障害により この手の
自分にとって 不利益になる内容については
「考えたくとも 考えられない」といった
ある種 脳の「機能障害」も 有り得ると
この時 オレは 何となく 感じた
わずか 数時間前の発言さえ 覚えていない
恐らく オレが思っている以上に
バカ親父本人にとっては ショックが
デカい事実だったかも 知れないが
オレは 最後に トドメを刺した
オレ
「自称『健康オタク』なんやろ? 救急車で運ばれて
診察も受けずに 逃亡するヤツの どこが
『健康オタク』やねん そんな自分勝手な
『健康オタク』では アカンやろ…」
バカ親父は その後 黙りこくった
事あるごとに このバカ親父は
自称「健康オタク」を 吹聴していた
それは オレや母が 薬に頼っている生活を
しているのだが 自分は なるべく 薬に頼らず
健康食品や サプリメントのみで 対応している
これが この バカ親父が 自称する
「健康オタク」の 考え方らしいw
母もオレも 薬に頼りたくて 頼っている訳では無いが
結果的に オレは 血圧・痛風等の 薬を飲み
母は 血圧・間質性膀胱炎の 薬を飲まざるを得ない
しかも バカ親父に 至っては
鼻炎等の 薬は 服用しているが
正に 自分勝手な基準で 「健康オタク」を
吹聴して来た訳だ
だが 今回 オレに ぐうの音も出ない程
自分勝手な「健康オタク」に 関して
指摘されたため 黙らざるを得なかったのだろう…w
逆に言えば すでに 泥酔状態から
時間が 経過している事もあり
多少なりとも 冷静な判断が できる状態にまで
戻っていた事が 伺える
酒が入っていて 収まりが付かない状況ならば
この時でさえ 多分 オレに 反論するか
怒鳴る等の 問題行動に 出ただろう…
そう コイツに 物事を 言い聞かせるには
少し 冷静になりつつある所で
トドメを刺す事が 最も 効果がある事を
40数年に渡り オレは 把握し尽くしているw
ただし バカ親父の 厄介な所は
「息子に バカにされた!」という
負の感情だけを 残す傾向があるため
この時は 運転中という事もあり
これ以上 話しをしなかったが
後日 どこかのタイミングで
バカ親父が 冷静な時を 見計らって
オレの真意を 伝える必要が あるw
だが それも この時
すでに どのタイミングで 言い放つかさえ
オレの中では ある程度 想定範囲内だったw
今までならば オレの口から 言い放っていたが
ココまで来ると もはや オレの言葉は 届かない
では 一体 どうするのか…?
さぁ これからが
オレの 腕の見せ所…( ̄ー ̄)ニヤニヤw
取りあえず このシリーズは
完結www
もちろん 別シリーズが 始まるので
お楽しみに…( ̄ー+ ̄) キラーン