いつも私に元気をくれるチョコばぁちゃんモカ

そんなチョコばぁちゃんの頭ん中には消しゴムさんがいます。



今日はこんな話をp



去年の夏のある日。

去年の夏は最高気温が新たに記録を塗り替えたくらいに暑かったなぁばいちゃん


そんな夏真っ只中の朝の出来事キラキラ



うちのママは私が小学生のトキから朝電話をしています電話



ママが朝、毎日の電話を。




「もしもしー。」





私は朝ごはんを食べながら、ママのチョコばぁちゃんに話す会話を聞いてました。




すると。。。




「落合監督が胴上げ??日本一??」





ぷ





「そんなはずないじゃーん。笑」





「まだ、野球終わってないよー。」






電話を切って、ママは言いました。




「あぁ、また進んじゃったカナ。しかも中日が日本一になったなんて何年前の話よ。

しかも、監督の名前はあってるし。」



「それに、今まで一度足りとも、野球の話なんか聞いたことないわー」



リグとママは悲しい反面、笑ってました。



おいしい



そして2ヶ月後くらいたち。。





今年、見事、落合監督は中日ドラゴンズを日本一に導き、ナゴヤドームで胴上げをされました優勝カップ




( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚




チョコばぁちゃんにはその何ヶ月後かが見えていたってコト?!?!?!?!?!?!?!?



リグは勝手に思います。

ばぁちゃんには消しゴムが頭に入ったコトで予言者になったのだと(σ・∀・)σ



リグも時間があると、ばぁちゃんと朝に電話で話すコトがあります。






「変なヒトに気をつけないかん」





「分かった、分かった。」

初めのころは、もともと心配性なチョコばぁちゃんだから、こうやって言うもんだと思っていたのですが、それを言うのは毎回じゃない。





そう、決まってこう言われる日には変質者だとか変わった人に遭遇します。




怖い目にあうのです。



やっぱり、予言者です。

チョコばぁちゃん。



すげぇでしょ上げ上げ上げ上げ



この間、電話で話してると、いきなり言われました。





「まぁ、結婚は時期か。」





キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!





ん…(゚Ω゚;)

これも予言??

それとも他の孫と間違えてる??


何か見えたのかしらワラ



これが予言だったら。。



私、学生結婚…はてな5!




らーぶ。

いやーん。

まだ何もできないよぉ。





いやいや。

喜んでる場合じゃない。

そんなコトしちゃったら、私の夢「チョコばぁちゃんの専任ソーシャルワーカー」になれんじゃyんビックリ




だからまだまだ、結婚は先。

まずは勉強しなくちゃね。




勝負は2009年1月顔・キリッ



負けませんよ。



ミナサマ、応援よろしくお願いしますいちご

足をお運びいただきありがとうございます★いちご★



チョコばぁちゃんの孫、リグビィですねこ



チョコばぁちゃんの消しゴムさんのお話を今日はしようと思います。


チョコばぁちゃんの消しゴムさんの威力はまだまだ弱いデス。

すんごいパワーの持った消しゴムさんに比べたらネ。


この消しゴムさん、ホントに恐ろしい。

記憶を消してしまうだけじゃない。

食べ方、それに排泄の仕方、話し方ナドの能力でさえ消していってしまうのです。


私は福祉のお勉強をしているのですが、以前に教授がこう言っていました。




「世の中にはたくさんの病気があります。

 ガンだとか、まだまだ直せない病気がたくさんあります。

 でも、私はこう思います。

 体は元気なのに、頭の中のコトを消しゴムがドンドン消していってしまう、

 それに本人が病気であることが分からない。

 この病気は世界で一番、辛い病気ではないでしょうか。」



当時、私にとって、この教授の言葉はすごく胸にささるものだった。



消しゴムを頭の中に抱えた人に会った初めての人はチョコばぁちゃんではありません。



初めて行ったボランティア先のおばぁちゃんでした。

まだ大学に入学したばかりで、福祉という世界をあまり理解していませんでした。




ボランティアの内容はお菓子を一緒に作るコトでした。


優しそうなおばぁちゃんの横に座り、お話をしようとすると。。




おばぁちゃんは私の目をじっと見つめてこういいました。




「あのおばぁさんはね、ずっと私を殺そうとしてくるんだよ。

 ほら、今にでも私を殺そうとしている。お前も私を殺す気なんだろ。」




そんなことを言われ、私はえらくショックを受けました。




なんなんだ。って。





そのトキの私はまだ若かったのと、知識がなかった。

だから立ち直るコトができず、それに誰にも話せませんでした。

ココロにしまっておきました。


そして、高齢者の勉強に全く身が入らない状態でした。

高齢者の分野にすすみたくないと思ったから。

だから、テストに出るとこだけ勉強。


それから2年。

チョコばぁちゃんがおかしいんだとママに話されました。


全て私がある程度勉強してきた頭の中の消しゴムと一致。

病院の診断をすすめた。


もっと知りたいと思い、先生の紹介で地域で暮らす高齢者を支援するNPO法人へ。

頭の中に消しゴムを抱える人ばかりが集まるデイサービスに行ったり、ヘルパーさんに同行したりした。



色んなコトがあった。



うんちやおしっこだらけの家に行ってお掃除したり。

耳元で急に怒鳴られたり、殴られたり。

罵声を浴びせられたり。

抱きつかれたり、口説かれたり。


でもね、それ以上にすごく嬉しいコトや学んだことがたくさんあった。

これが「自分らしく生きる」ってコトなんだなって実感した。


頭の消しゴムのパワーがいくら強くなったって、心臓が動いている限り、その人は生きてるのであって、その人が望む生き方を尊重しなければいけないなって思った。



消しゴムはね、人間の大切なハートの部分は消さないんだよ、きっと。



だから、私はチョコばぁちゃんが最期マデ家にいたいって言ったらそれを尊重するべきだと思ってる。

チョコばぁちゃんだけじゃない。

最期マデ、自分の暮らしてきた地域に住みたいって人はたくさんいる。



お年寄りだけじゃない。

障害をもっている人だってそう。

きっと、最期は自分の布団にいたいよね。


その人たちをどう支えていくべきか、地域でどう一緒に暮らしていくべきか。



今ね、コレが問われてるんだよ。

日本で。



私の卒業研究の課題でもあるんだけどさ。




チョコばぁちゃんはたまにこう言います。



ミンナに迷惑かけんようにしんと、どっかに入れられてしまう。

だからしっかりしんと。




やっぱり、家にいたいんだなって思うんだ。

だから、私は国の制度をひっくり返すくらいの勢いで頑張りたい。


チョコばぁちゃんのためだけじゃない。


地域で暮らすことを望んでいるミンナのために。


こんなコトできるかなんてわからんケドさ、私まだ若いから志は高く持っていきますグ~



みなさん、消しゴムのコトを理解してください。

一番苦しんでいるのは頭の中に消しゴムを抱えている本人です。


地域で暮らすこと。

それは、ただの理想論だって言われるかもしれない。

でもいいんです。

頭の中に消しゴムを抱える一人でも多くの人が自分らしく生きることができるなら。

そんな世の中を私は作りたいのです。





チョコばぁちゃんの孫、リグビィより。

日に日に春が近づいてきてますネさくらんぼ

春が好きなリグタンです桜

春ってなんかワクワクしませんか??

よーし、頑張るぞぉ!!みたいな若葉

そんな春がスキです。




今日は消しゴムサンがお休みなのか、チョコばぁちゃんの調子は上々上げ上げ


週3回デイサービスに行っているのですが、今日はデイサービスの日。



消しゴムサンがお休みしていると、朝電話をすると「もう今日はデイの日だから、デイデイしながら準備しとるわ」

なんて言ったり、

「ただ今帰りました」ってデイから帰ってくると娘たちの携帯がわんさか鳴り出します。


消しゴムサンが活発に動きだすと、朝から大変。

ママが毎朝電話をするのですが、「デイなんていってられない。お腹が痛い。絶対行かない」と電話を切っちゃうのです。


デイサービスに行き始めのコロは朝からママとチョコばぁちゃんのバトルでした。


「行ってよ、いい加減にして。」


デイサービスの前日には必ず仕度のために3人娘の1人がチョコばぁちゃん家に行っているのですが。


「何のために私が行ったと思ってるの。もうそんなんなら行かないから。」


なんて当たり前でした。


ママはそのコロ、よく泣いていました。



ここ最近は、ママも落ち着いてきました。

頭の中でどういうことが起こっているのか、消しゴムサンのことを私が話したり、本を見たりして、ママなりに心の整理をしたんだと思います。


だから、「休みたい」なんて言ったトキは「じゃぁ今日はお休みしましょう」なんていえるように最近はなってきたみたいです。



ある日のコトでした。


私が「今日はデイだよー」って電話すると。


「リグは今日学校か?」って聞いてきました。


「ううん、今日はバイトなんだ。行きたくないよー」というと、チョコばぁちゃんは言いました。






「自分のために頑張ってください」





この一言で朝から眠くて行きたくなかったバイトもパッチリと目が覚めて朝からバリバリ働きました。




そう。

働くって誰のためでもない。

自分のためなんだよね。

アルバイトとしてだって、社会人としてだって働くってコトは「自分のため」。


だから働いた後ってきもちがいいのかな。


働くのがスキな遺伝子はきっとばぁちゃんから受け継ぎました。

つい最近聞いた話だけど、色々な仕事をしていたみたいです。

それに今でも、チョコばぁちゃん、デイサービスの職員として働いてるつもりでいますからねかおワラ


80歳にして、現役で活躍してるばぁちゃん。

そんなかわいいばぁちゃんはきっと、デイサービスでもアイドルでしょぉひよざえもん ラブラブ



なんて思ったりi



働くことに疲れたら思い出したください。





「自分のために頑張ってください」




私が背中をばぁちゃんに押してもらったように、、、




この一言が誰かの背中を押してくれますように。





就活真っ只中の私。

それだって、自分のため。

自分のために頑張らないとダッシュ

頑張るぜーーーーーーーーーーーニコちゃん



なんせ、私の夢はばぁちゃん専属のソーシャルワーカー。

日本一のソーシャルワーカーだもんねエルモ




待ってろ!!ばぁちゃん。




だからお願い、消しゴムサン、もっともっとのんびり休んでいてください。

何か差し入れはいりますか。




チョコばぁちゃんの孫、リグビィより。