昨日は結婚三周年の記念日でした。


レストランに行こうかとも思いましたが、
旅行でお金を遣ってしまったばかりだったので

スーパーで少しよいお肉を買って
ステーキ丼を作って夫の帰りを待ちました。


夫は
いいお花がなかったから、と言って
ケーキを買って帰ってきてくれました。





私は今思えば
ひどい境界性人格障害者で
うまく男性と関係を続けることができず、

高校の頃は恋愛のれの字もなかったような
周りの人が
ポンポンと結婚していく中

私は高校時代から恋愛一色で過ごしてきたくせに全く結婚できる気配がなく、

一生独身でいることを覚悟しなければなと
思っておりました。


このブログにも散々
結婚できないー!と書き散らかしていました。








なんとか婚約してからも
私のボーダーが炸裂したせいで
婚約破棄となりました。



それでもなんとか歯を食いしばって復縁し
そして入籍してから、

夫はいつしか
私にとって生まれて初めての
安全地帯になってくれました。


私の育ってきた環境が
危険地帯だったので

健やかに普通の家庭で育った夫とは

一緒に暮らしてからも
意見の相違は絶えませんでしたが



だんだんと夫は
私の特性を理解してくれるようになり、
なだめ方やかわし方を覚えていきました。



いつの間にやらお互いに
文句を言いたいときは
冗談めかしたり、
赤ちゃん言葉で伝える技を身につけて、

なんでも溜め込まずに言い合えて、
しかも
喧嘩には発展させないという
絶妙なコミュニケーションを取れるようになってきました。





私のボーダーも
夫のおかげで寛解に近づいています。


発達障害は一生治りませんが
夫といる分にはあまり問題ではありません。



信頼する友達もあまりいないし、
親も(本当はいるけれど)いないし、
兄弟も(本当はいるけれど)いないし、
親戚も(本当はいるけれど)いないし、
仕事もできなくなったし、
子供も産む気になれないし、
お金もないですが、


唯一頼れる存在が
30代を過ぎてようやく見つかって

夫がいてくれるから
生きているように思います。




夫が私の唯一の財産だと思います。

長生きしてくれるように
これからも美味しいご飯を作り続けたいと思います。





これまでは

夫が死んだらどうやって生きていくのかばかりを
考えてここ数年生きていましたが

なかなか自立の道が見つからないので

先のことは考え過ぎずに
毎日なるべく楽しく生きていきたいです。