もうすぐ、春物の展開をしなければいけないって言うのにこんなに寒くちゃ
全然イメージが湧かないよ、ったく・・・
休みの昨日は、メバルでも釣りに行こうかと思ったけど風も強そうだし、何より
寒くてめげちゃった。
お陰でヘビーウェイトのバイブレーションをタックルベリーで大量にゲット出来たけど。
で、こう寒いと温泉なんかに浸かって日頃の肩こりなんかを治したいって思うんだけど
なかなかそんな暇も無いし。。。
って言う訳で、今日は以前良く行っていた温泉の話しをちと・・・
かなり前なんだけど大体、毎年末年始に過ごす温泉があったんだけど何年か前に
廃業しちゃったの。
「尊武(ホタカ)温泉」って言う宿で
(尊武温泉て言う温泉の尊武温泉て言う宿、「萱の家」って言う有名な宿が今でも一軒
あるんだけどそこからもう少し上った所にあった)
年末に行っても余り混んでなくて、宿泊料金も特別な事が無かったし
雪が降った時の露天風呂からの風景にとても風情があってお気に入りだった訳。
群馬県の川場村にあったんだけど、前日の夜中に家を出て「川場フィシッングプラザ」
と言う、管理釣り場で午前中釣りしてスキー場近くのそばやさんでそばを食べて
(ここのご主人が何だか尋常じゃ無い良い人で、サービスの白菜の漬物が超美味なの
釣りビジョンの「五畳半の狼」の菅原正志さんそっくり!)
その後、宿に着いてひとしきりまったりしてから温泉に入って夕飯となるのですが
何と言っても楽しみだったのが、ここの岩魚の塩焼き。
着くと大抵ご主人が囲炉裏で岩魚を焼いているんだけど、話を聞くと何と8時間
位かけて、仕上げるとの事。
昔は山に籠る為の保存食としての物だったから完全に水分を飛ばさないといけなかった
物が、結果としてこんなに美味しい物になったとの事で当然て言えば当然だけど
つくづく昔の人の知恵って凄いなと感心したりもして。
(頭の天辺から尻尾の先まで残す所全くなし)
それともう1つ、ここのご主人とお上さんの対応。
大きなホテルみたいな社交辞令的な挨拶も無く、かといってぶっきらぼうでもなく
本当に自然な対応をしてくれていたのです。
ほぼ毎年(年末年始以外にも何度か行ったし)行っていたから当然顔は知っている
のに、変に親しすぎる対応でもなく、僕らにとって距離感が調度良かったのです。
何処に行ってもそうなんだけど、あんまり愛想良くされると鳥肌立っちゃってネ
そういうのに慣れてないって言われればそうかもしれないんだけど、もともと
そういうの苦手で・・・
(オーナー手作りのパンで、おもてなし・・・みたいなペンションなんかもかなり
引いちゃったりする)
ホテルなんか行くと、部屋まで荷物運んでくれちゃったりするでしょ。
重いから良いのにって思っちゃう。
ロタなんて行くときは、釣具でトランク大抵重量ギリギリ(オーバー)だし・・・
今、思うと尊武のご主人もお上さんもしっかりとお客さんの雰囲気を察していたのかも
知れないって思います。
接客業ってそういうの大事ですよネ、長年やっていると自然と察知する能力みたいなのが、
身に着いちゃうのかな?。
こんな仕事していて、ここで言うのも何なんだけど、
「何だか汚い格好しているけど、お金持っていそう」とか「うんちく並べていう事言って
いるくせにドケチっぽい」とか・・・。
接客業のあなた、そうそこのあなた、少なからず、感覚的に察知する事ありますよネ、
無いとは言わせないぞ!
で、予測を結構はずす事もありませんか?。
月並みな言い回しで恐縮なんだけど「人は見かけによらない」のです。
(人の事言えないんだけど・・・去年の12月23日のネタ読んでみて下さいネ)
長年、接客していてもなかなかそういう「目」が身に着かなくて・・・
(瞬間的にウェストとか身長がセンチ単位で分っちゃう得意技ありますけど)。
だから、これからも勉強していかないといけないなって、温泉ネタからかなり
ずれまくりだけど(いつもの事か)そんな事を改めて思った寒い夜でした。
(僕の接客ってマイペース過ぎますか?)