Open ocean | While

While

While What Who Where When How

do you understand why are you.

海に行きたい。

生半可な海ではなく、紺碧の海と空の続くところ。
白と青だけの世界で、後ろ向きに倒れたい。












半日経ったら、誰か連れてくれば良かったと思うだろう
1日経ったら、スコールでずぶぬれになる 
2日経ったら、笑う
それで、帰りたくなくなる



マンタが見たい。
光の注ぐ海底で呼吸を忘れて横たわる。
一方向からの暖かい光が、程よい水圧とあわさって
私を抱き締める腕になる。
息をしないでいれば、耳鳴りのような静けさに心を奪われて
息苦しくなる毎に不覚にも、自分の命を感じてしまう。

こんなに生命に囲まれているのに、どうして自分の命を感じて悲しくなるのか解らないけど、
手を伸ばしても、手を伸ばせば、もしかしたら届くかもしれない暖かさと
小さくてどうしようもないことに日々、喜んだり悲しんだり、
「I AM 」しか感じられなくなっている私自身

この海の中では、命のやり取りが毎日行われていて、
それはまた、人とは違っているのかもしれないが。




また、果てしなく続く深いblueに、恐ろしくなってしまう事もある。
落ちないのに、惹き込まれてしまう。
止まって、見つめていると、そちらに惹き込まれている。
これは、colorなのか、spaceなのか。

光が果てしなく伝わっている。

手を伸ばしても届かない向こう側に
目を凝らしても映らない向こう側に


呼吸をしなければならない生物の方がより、優れているなんて決めたのはだれだ
補食ばかりしていること

人間が満たされないのは、求めてばかりだから

その場所にただ居る事ができないから。