屋根点検 | リファインブログ

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北九州市で屋根板金工事をしている有限会社リファインです。
現場や日常を綴っています。

築25年コロニアル屋根の点検

屋根勾配2.5寸のコロニアル屋根を2回塗装
天井裏から覗いてみると
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点検口から見える範囲で6か所写真のように穴が・・・
このハウスメーカーの野路板は段ボールを圧縮したような素材
濡らしてしまうとあとが大変・・・
屋根リフォームをする際に野路板の取替えや補強が必要になります。

実は・・・・
このお客様宅3社の合見積りでした。
お見積り条件は三者三様

弊社は、既存コロニアルの上に補強兼用通気下地を作りガルテクトを施工し換気棟を取り付けるという工事内容

A社は、既存コロニアルにそのままかぶせる工法だが見積り書が曖昧な為、却下

B社は、既存コロニアルを撤去し野路板12ミリ貼り増しコロニアル グラッサを施工し換気棟を取り付ける。

弊社がガルテクトでお見積りしたのには、それなりの理由があります。
最大の理由は、1F屋根と2F壁との納まり具合がB社の仕様だとどうも・・・と感じたからです。

しかしながら結果は値段の一番安いB社に決まりました。
もちろんガルテクトとコロニアルでは材料単価が倍近く違うから弊社の見積りの方が高くなるのは仕方のない事ですが・・・

それよりも私が気になるのは、B社の見積りが常識外に安かった事と1F屋根と2F壁の雨仕舞いの項目がなかった事だ・・・
既存の野路板に12ミリ貼り増すと壁際の水切りが既存のままだと高さが不具合に・・・
かといってこの大手ハウスメーカーの水切りは取り外せないし、次に取り付ける水切りも納まりが悪い
どのようにして納めるのか???本当にあの価格で完璧な工事が出来るのか???

工事が完了したら向学のため一度見せて頂こう。


北九州市八幡西区 屋根 ㈲リファイン