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長年の宝塚ファンの私ですが、最近、気になり始めているOSK日本歌劇団💕3月に大丸心斎橋劇場でトップスターの高世麻央さん主演による「三銃士」の素晴らしい舞台を拝見し、その直後に道頓堀の「角座」で若手5名のスターさん達のレビュー「プレシャス・ストーンズ」を見て悠浦あやとさんの魅力に圧倒されました💕宝塚歌劇団だけではなくOSKもフォローしなくては...と思い、月末に桐生麻耶さん主演の「パリのアメリカ人」を観劇し、桐生さんの男役芸の素晴らしさに感動しました。結局、3月中に3回もOSKの舞台を観劇したことになります。拝見した公演はどれも皆レベルが高くて、スターさん達の歌や踊りや演技のみならず、脚本も演出や楽曲も素晴らしかったのですが、どの公演も客席数が少ない劇場で上演され(角座はショックを受けるほど小さい芝居小屋のような雰囲気の空間でした😢)、しかも空席があったことに心が痛みました。こんなに素晴らしい舞台を、こんなに素敵なスターさんたちが一生懸命に演じているのに...と。

宝塚歌劇団とつい比べてしまうのですが、劇団の規模や経営母体に大きな違いがあるので単純な比較はできないものの、宝塚歌劇団とOSKの集客力にはあまりにも格差がありすぎるので、OSKの劇団員の皆さんが気の毒で不憫で仕方がありません。もっと人気があっていいはずです。知名度が低いのか、宣伝の仕方に問題があるのか...。なんとかしてこの素晴らしい劇団の存在を多くの方に知ってもらいたい...と、微力ではありますが、私の周囲の宝塚ファンの友人・知人にOSK日本歌劇団の魅力を勝手に宣伝している今日この頃です。

そんな中、私の影響を受けた娘達が、この週末にOSKが「桜まつり」という公演をあべのハルカスで上演するらしいという情報を教えてくれました。ちょうど3人ともこの週末は予定が空いていたので、急遽、OSKのホームページからチケットを申し込みました❗️公演の直前だったにもかかわらず、チケットは無事に確保できたのですが、慌てて申し込んだということもあり、公演の内容をちゃんと理解しないまま、会場に向かいました。チケットを申し込んだサイトには、ファンとの交流イベントということが書かれていたのですが「桜まつり」というタイトルから「春のおどり」のミニバージョンのレビューがあって、そのあとに握手会とかお見送りなどのファンサービスがあるのかな・・という程度のファンサービスだと思っていました。

ところが....。

このイベントはかなり濃いファンの方のための特別なイベントであることが、会場到着後にわかりました😱にわかファンの私たちにはハードルが高すぎるイベントに間違えて来てしまった、と....😅

会場の近鉄アート館は、150人ぐらいの収容定員の小劇場で、舞台と客席のあいだにアリーナのようなスペースが設けられていました。席に座らずに舞台と至近距離のアリーナに陣取るファンの皆様がすでにスタンバイされていて、コアなファンの皆様の熱気が伝わってきました。

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皆さん大きな紙袋を持ってこられていて、後方の座席を荷物置き場として使われる方も...。

初めてOSKを見に来た娘達は、レビューを見ることを期待していたようですが、なんとなく会場の雰囲気が違っていることに気がついて、「なんか、間違えちゃったみたい...。」と最初は戸惑っていましたが、イベントが始まると、OSK独特のファンと団員さんたちの距離の近さとアットホームなファンサービスに感動して、すっかりOSKの魅力にはまっていました。

娘達と私の心を捉えたこのファンサービスイベントのなにが凄かったか、というと...。

開演直後に二人の司会役の団員さんたちが、イベント参加に関する際の注意事項を説明するのですが、そのあまりにもざっくりとした内容に、まず驚きました😱

宝塚の代表的なファンサービスイベントのお茶会では、最初に、生徒の写真撮影や音声の録音は禁止です、とか、生徒へのプレゼントは受付に預けて個人的に渡さないでください、などの注意があるので、そういうことをアナウンスするのかな、と思っていたのですが、司会者からの注意事項は「お客様とのトークタイムでは、時間の関係上、サインはできませんので、あらかじめご了承ください。」というお願いのみでした。

えっ、禁止事項はサインだけ⁉️あとはなんでもOKっていうこと⁉️

と、注意事項という割にはあまりにもざっくりとした内容だったので、あらためて周囲を見渡すと、なるほど望遠レンズのついたすごいカメラを持っている方、スマホやデジカメを掲げている方が多数いらっしゃいました。

そしてさらに気になったのは、「トークタイム」と言った聞きなれない言葉...。いったいこれからなにが始まるのか、と期待と不安でいっぱいになりました。「トークタイム」ということは、団員さんとお話する時間、ということだということはわかるのですが、トークと言われても、団員さんの誰が誰なのかまだよくわかっていないにわかファンの私達。娘達はこの日がOSKデビューなので、なおさら良くわかっていない状態です。トップスターの高世麻央さんの名前すら知らない娘達...。私は三銃士を観劇していたので、もちろん高世さんのことは存じ上げていて、角座のプレシャススターズに出演されていた翼和希さんも素敵なスターさんとして記憶しているのですが、この日の出演者の中ではこのお二人しか分からないので、トークタイムと言われても、誰と何を話したらよいのか....。

「トークタイムだって..😱」と3人で不安にかられていたところに、初舞台生の10名が晴れやかに舞台に登場してご挨拶が始まりました。初舞台生達は、「話しかけてくださったら嬉しいです!」とか「たくさんお話できたら嬉しいです!」などと次々とご挨拶されていたことから、「トークタイム」とは、やはりファンが団員さんに話しかけて交流する時間のことなのだということがわかりました。

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初舞台生全員のご挨拶が終わったところで、司会の方が「それではここからトークタイムです!」と宣言すると、舞台上から初舞台生たちが客席のアリーナ空間に降りてきて、その後に、上級生の劇団員さんたちが次々とアリーナに降りてこられました‼️ファンの方たちは、お目当ての団員さんのところに駆け寄って、プレゼントを手渡したり、写真撮影をしたり、握手をしたり、お話をしたり....と、なんでもありの凄い光景が目の前に繰り広げられていました‼️宝塚ではありえないファンとスターさんたちの交流風景です。ファンの方々は、お目当ての団員さんの前に並んで、ご自分の順番を待っています。トップスターの高世麻央さんの周りには大勢のファンの方が順番を待っていましたが、他の団員さんそれぞれの周りにもファンの方たちとの交流の輪が広がっていました❣️

私たちはどうしたら良いのか勝手がわからなくて、客席で完全にアウェイ感を味わっていたのですが、「せっかく来たんだから私たちも参加しなくちゃ❗️」という行動派の娘たちの声に押されて、アリーナのスペースに出陣することにしました‼️お顔と名前もわからない団員さんたちに何を話しかければ良いのか....。娘達曰く、OSKの超初心者なのに、良くわからないままファンサービスのイベントに来てしまってすみません💦ということを正直にお話しして、記念に写真を一緒に撮ってもらったらいいんじゃない?...と。たしかに、それしかないと納得する私。でも私は一応、高世麻央さんと翼和希さんのお顔と名前だけは知っていたので、始めに3人で翼さんの列に並んで、お話しさせていただくことにしました💦

翼さんはとてもフレンドリーな方で、娘達の正直な告白にも楽しそうに微笑みながら、「これをきっかけにぜひまた見に来てくださいね❣️」と優しいお言葉をかけてくださいました💕私は「角座の公演で拝見した翼さん、素敵でした❣️」と感想をお伝えすると、「見に来てくださったんですね。ありがとうございます❣️」と仰って、一緒に写真を撮って下さいました❣️キラキラしていてとても素敵な男役さんです。OSKのあーさ✨とお呼びしたいくらい素敵な王子様系の若手男役さんです😍今回、悠浦あやとさんが休演中で出演されなかったのでとても残念だったのですが、この日の翼さんはとても素敵で、すっかりファンになってしまいました❣️娘達は、初舞台生の可愛らしい娘役さんとお話して、すっかり彼女のファンになってしまったようです。

右を向いても左を向いてもあらゆるところに劇団員さんがいて、にこやかに写真撮影に応じてくださったり、お話してくださったりと、優しく対応してくださいます。私達のようなにわかファンでも、団員さん達とお話し出来たことがすごく嬉しかったので、コアなファンの方にとっては、このようなトークタイムは本当に貴重な時間だと思いました。

宝塚ファンにはご贔屓の生徒さんのお茶会、というファンサービスイベントがありますが、この「桜まつり」は宝塚のお茶会とは比べ物にならない程、濃いファンサービスだと思いました。団員さんとファンの距離が近いというのは、OSKの凄い魅力の1つなのだということをあらためて認識しました。

そして、驚いたことに、この「トークタイム」は、歌のコーナーやゲームコーナーを挟んで、何と全部で3回もありました❗️私たちは1回目のトークコーナーで全エネルギーを使い果たしたので、2回目のトークコーナーでは客席からアリーナのスペースで繰り広げられている団員さんとファンの方達との交流風景を眺めていました。

会場のあべのハルカスアート館の客席数は約150席位でしょうか。出演者は上級生13人と初舞台生10人の23人だったので、単純に計算して団員1人に対してファン6~7人という比率で行っているファンサービスイベントということになります。宝塚のお茶会は生徒1人に対して、500人~700人のファンがシアター形式で参加する、というケースが多いのですが、同じファンサービスでも宝塚とOSKでは濃さや熱さが全然違う、と思いました。

3回目のトークタイムでは、「せっかく来たんだから、勇気を出してトップスターの高世麻央さんとお話ししてみる❓」「写真も撮ってもらう❓」と積極的な娘達の声に押されて、3人で高世さんの列に並ぶことになりました。OSK初心者の私達に、高世さんはとても優しく接してくださり「ぜひ、春の踊りも見に来てくださいね❣️」と自ら手を出して握手してくださって、写真も一緒に撮ってくださいました💕真っ直ぐな眼差しで優しく微笑む高世さん....。さすがトップスターさんです✨✨素敵でした😍退団されてしまうのが本当に残念です😢

楽しかったイベントが終了した後も、出演者全員が劇場の出口の両側に整列して参加者をお見送りして下さる、という至れり尽くせりのファンサービス💕出口のところで高世さんに「春の踊り、お待ちしています❣️」と声をかけていただき、最後の最後までなんて素敵な心配りをされる方..❗️と感激しました。

夢心地の冷めやらぬ中、レストランフロアの銀座アスターで中華ランチをいただきながら、「レビューだと思って来たから、最初は間違って来ちゃった、と思ったけど、すごく楽しかった💕間違いじゃなかった✨」と嬉しそうな娘たち。大満足のイベントに参加できてよかったね❣️という結論になりました。そして、「春のおどり」にも行ってみたい💕と。これでOSKファンが二人増えました‼️わたしもこのイベントに参加して、今まで以上にOSKの魅力にはまりそうな気がします💕

この感動を多くの演劇ファンの友人・知人に伝えるため、OSKの布教活動にさらに力を入れなくては、と思っています。

次のOSKの観劇予定は、5月末の「春のおどり」のはずだったのですが、今日、劇場で手に取ったチラシの中に「ファイアー アガート」という作品と「レビューJAPAN」の案内があり、2作品とも翼和希さんが主演される作品であることがわかりました。角座でこの2作品が日替わりで上演されるようです。翼さんは「春のおどり」には出演されず、こちらの2作品に出演されるのですね。「レビューJAPAN」はすでに4月3日から始まっていて、6月28日まで上演されるようです。ファイアーアガートは4月30日から5月31日までの上演なのだそうです。どちらの作品もぜひ観に行きたいと思っています。

5月は宝塚の観劇予定も忙しく、マイティーのバウホール公演や花組の博多座公演への遠征など予定がいっぱいですが、OSKも見に行かなくては💕

OSKのファンがもっと沢山増えますように、微力ながら、これからもOSKを熱く応援していきたいと思います‼️