自治体病院全国大会2022「地域医療再生フォーラム」にリモートで参加しました。
内容は医師の働き方改革と医療提供体制についての講演です。
24年4月から医師の残業時間を、年960時間とする規制が始まります。
法定労働時間を勘案した実質的な時間外労働の算定と、宿日直許可申請の問題点などが挙げられました。
また、時間外を算定する場合の、業務と自己研鑽の考え方の整理や、タスクシフトの重要性も指摘されました。
地域医療を守るために、領域別専門医と科別総合医、家庭医(総合診療医)の住み分けや、病院間での役割分担が必要との見解も示されました。
ICTによる遠隔画像診断やテレワークなど、遠隔診療支援システムの構築が医師の働き方改革に繋がることも紹介されました。